特許
J-GLOBAL ID:200903030173716321
光生体計測装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
鹿島 義雄
, 甲斐 寛人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-298355
公開番号(公開出願番号):特開2006-109964
出願日: 2004年10月13日
公開日(公表日): 2006年04月27日
要約:
【課題】 アーチファクトを含むか否かを正確に判定することができる光生体計測装置を提供する。【解決手段】 少なくとも3つの異なる波長λn(但しn≧3)にて吸光度変化量を測定して測定吸光度変化量ΔAm(λn)を取得する光学測定部10と、測定吸光度変化ΔAm(λn)に基づいて、最小自乗法により、オキシヘモグロビン濃度変化量・平均光路長積[oxyHb]、デオキシヘモグロビン濃度変化量・平均光路長積[deoxyHb]を算出する濃度変化量・平均光路積演算部22と、計算により計算吸光度変化量ΔAc(λn)を算出する計算吸光度変化量演算部23と、測定吸光度変化量ΔAm(λn)と計算吸光度変化量ΔAc(λn)とに基づいて残差自乗和D、または、残差自乗和率Eを算出する残差自乗和/残差自乗和率演算部24と、残差自乗和D、または、残差自乗和率Eを、基準値Rと比較することにより、アーチファクトを含むか否かの判定を行う判定部25とを備える。【選択図】図1
請求項(抜粋):
光を照射して生体内を散乱させ、生体内から再放出された光を検出することにより検出光に基づいて生体に関する情報を得る光生体計測装置であって、
生体内に光を照射する入射プローブと生体内から再放出された光を検出する検出プローブとにより、少なくとも3つの異なる波長λn(但し、n≧3)にて吸光度変化量を測定して測定吸光度変化量ΔAm(λn)を取得する光学測定部と、
オキシヘモグロビンの濃度変化量・平均光路長積[oxyHb]およびデオキシヘモグロビンの濃度変化量・平均光路長積 [deoxyHb]と、吸光度変化量ΔAとの間の関係式(LB)を利用して、前記測定吸光度変化ΔAm(λn)に基づいて、最小自乗法により、オキシヘモグロビン濃度変化量・平均光路長積[oxyHb]、デオキシヘモグロビン濃度変化量・平均光路長積[deoxyHb]を算出する濃度変化量・平均光路積演算部と、
算出したオキシヘモグロビン濃度変化量・平均光路長積[oxyHb]、デオキシヘモグロビン濃度変化量・平均光路長積[deoxyHb]に基づいて、再度、関係式(LB)を利用して、計算により計算吸光度変化量ΔAc(λn)を算出する計算吸光度変化量演算部と、
測定吸光度変化量ΔAm(λn)と計算吸光度変化量ΔAc(λn)とに基づいて残差自乗和D、または、残差自乗和率Eを算出する残差自乗和/残差自乗和率演算部と、
残差自乗和D、または、残差自乗和率Eを、基準値Rと比較することにより、アーチファクトを含むか否かの判定を行う判定部とを備えたことを特徴とする光生体計測装置。
ここで、
関係式(LB);
ΔA(λn)=E0(λn)×[oxyHb]+Ed(λn)×[deoxyHb]
ただし、E0(λn)はオキシヘモグロビンの吸光度係数、Ed(λn)はデオキシヘモグロビンの吸光度係数
残差自乗和D;
D=(ΔAm(λ1)-ΔAc(λ1))2+(ΔAm(λ2)-ΔAc(λ2))2+・・・+(ΔAm(λn)-ΔAc(λn))2
残差自乗和率E;
E=D/((ΔAm(λ1))2+(ΔAm(λ2))2+・・・+(ΔAm(λn))2)
IPC (2件):
FI (2件):
A61B5/14 310
, G01N21/17 625
Fターム (26件):
2G059AA01
, 2G059AA05
, 2G059BB12
, 2G059CC16
, 2G059EE02
, 2G059EE11
, 2G059FF01
, 2G059FF04
, 2G059GG01
, 2G059GG03
, 2G059HH01
, 2G059HH06
, 2G059JJ17
, 2G059KK01
, 2G059LL01
, 2G059MM01
, 2G059MM03
, 2G059MM05
, 2G059MM09
, 2G059MM10
, 2G059PP04
, 4C038KK01
, 4C038KL05
, 4C038KL07
, 4C038KM01
, 4C038KX02
引用特許:
出願人引用 (1件)
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光生体計測装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平3-342399
出願人:株式会社島津製作所
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