特許
J-GLOBAL ID:200903030174030458

工作機械

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 安形 雄三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-002393
公開番号(公開出願番号):特開2000-198047
出願日: 1999年01月08日
公開日(公表日): 2000年07月18日
要約:
【要約】【課題】 従来のNC旋盤による加工では、加工物に削り残し量があるため、加工物の直径と工具の刃先位置の両者を認識することができないという課題と、工具摩耗量を認識することができないため、工具交換時期の予測ができないという課題がある。【解決手段】 この発明の工作機械では、X軸及びZ軸方向に駆動可能なタレット5に装備された加工物計測用センサ14の検出部を、加工物1に当接し、加工物1の主軸中心線あるいは機械基準位置に対するX軸座標値X1、X2を計測する。また、工具形状及び切削条件より加工物1の削り残し量も算出し、この削り残し量と前記X軸座標値X1、X2より、工具4の刃先位置と摩耗量を算出する。そして、次加工の切削条件で再度削り残し量を算出し、先に算出した工具4の刃先位置とから、加工位置を補正し、加工を継続する。また、先に算出した工具4の摩耗量から工具4の寿命を判定し、工具寿命に達していた際には、加工を停止し、工具交換メッセージを操作盤に表示する。
請求項(抜粋):
工具を工作機械の主軸中心に対して移動可能な駆動手段と、前記駆動手段の主軸中心線又は機械基準位置に対する位置を検出する駆動位置検出手段と、加工物の前記主軸中心線又は機械基準位置に対する位置を計測する加工物位置計測手段と、加工物の削り残し量δを工具形状及び切削条件に基づいて算出する削り残し量算出手段と、前記計測された加工物の位置情報及び前記削り残し量δの算出情報に基づいて前記主軸中心線又は機械基準位置に対する工具の刃先位置を算出する刃先位置算出手段と、前記刃先位置の算出情報から前記主軸中心線又は機械基準位置に対する工具の刃先位置を認識し、前記削り残し量δにより加工位置を補正して加工物の加工を行う加工制御手段と、を備えたことを特徴とする工作機械。
IPC (5件):
B23Q 15/013 ,  B23Q 15/16 ,  B23Q 17/09 ,  B23Q 17/20 ,  B23Q 17/22
FI (5件):
B23Q 15/013 ,  B23Q 15/16 ,  B23Q 17/09 B ,  B23Q 17/20 B ,  B23Q 17/22 E
Fターム (11件):
3C001KA02 ,  3C001KA03 ,  3C001KB01 ,  3C001TA02 ,  3C001TB02 ,  3C001TC02 ,  3C029AA04 ,  3C029AA21 ,  3C029AA32 ,  3C029DD01 ,  3C029DD09

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