特許
J-GLOBAL ID:200903030176171890

動きベクトル検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-306390
公開番号(公開出願番号):特開平5-145911
出願日: 1991年11月21日
公開日(公表日): 1993年06月11日
要約:
【要約】【目的】少ない演算量で絵柄の動きに拘らず誤検出することなく動きベクトルを検出する。【構成】入力データ及び参照データを木探索型動きベクトル検出回路3及び全探索型動きベクトル検出回路4に与える。全探索型動きベクトル検出回路3は±2画素の探索範囲で全探索による動きベクトルを求めており、木探索型動きベクトル検出演算及び全探索型動きベクトル検出演算の総演算量は比較的少ない。比較器5は木探索及び全探索における最小歪値を比較して、いずれの方法による動きベクトル検出が正確であるかを判断する。スイッチ6はこの判断結果に基づいて、木探索型動きベクトル検出回路3の出力又は全探索型動きベクトル検出回路4の出力を選択して出力する。
請求項(抜粋):
複数のブロックに分割された参照画像及びこの参照画像に動きが生じた入力画像のデータが与えられて前記入力画像の所定の入力ブロックデータと前記参照画像の複数の参照ブロックデータとの歪を夫々算出する歪演算手段と、前記参照画像内の前記入力ブロックデータに対応するブロックデータを中心として設定した前記参照ブロックデータの範囲を前記歪演算手段の演算結果に応じて変化させると共に段階的に狭くして前記歪を最小とする前記参照ブロックデータを求め求めた参照ブロックデータと前記入力ブロックデータとに基づくベクトルを第1の動きベクトルとして出力する木探索型動きベクトル検出手段と、前記参照画像内の前記入力ブロックデータに対応するブロックデータを中心として前記木探索型動きベクトル検出手段の動きベクトル検出範囲よりも狭い所定の探索範囲を設定して前記歪演算手段に前記歪を算出させ最小歪が得られる前記参照ブロックデータを求め求めた参照ブロックデータと前記入力ブロックデータとに基づくベクトルを第2の動きベクトルとして出力する全探索型動きベクトル検出手段と、前記木探索型動きベクトル検出において算出した最小歪と前記全探索型動きベクトル検出において算出した最小歪とを比較し比較結果に基づいて前記第1又は第2の動きベクトルのいずれか一方を出力する選択手段とを具備したことを特徴とする動きベクトル検出装置。
IPC (2件):
H04N 7/137 ,  H04N 7/00

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