特許
J-GLOBAL ID:200903030182467121

車輪用軸受装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 越川 隆夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-013805
公開番号(公開出願番号):特開2007-192392
出願日: 2006年01月23日
公開日(公表日): 2007年08月02日
要約:
【課題】シールの密封性と耐久性を高めて軸受の長寿命化を図った車輪用軸受装置を提供する。【解決手段】外方部材4と一対の内輪5との間に形成される環状空間の開口部にシール8、9が装着された第1または第2世代構造の車輪用軸受装置において、シールのうち少なくともアウター側のシール8が、外方部材4に内嵌され、断面が略L字状に形成された環状のシール板10と、このシール板10に対向配置されて内輪5に外嵌され、断面が略L字状に形成されたスリンガ13とからなり、シール板10が、スリンガ13に摺接するサイドリップ15aを一体に有すると共に、外方部材4の端部外周にシール8とは別体の外部シール17が装着され、この外部シール17に、ハブ輪1に所定のシメシロを介して摺接するサイドリップ19aが設けられ、かつ、スリンガ13の外側面に、ハブ輪1に押圧するリップ部材20が設けられている。【選択図】図1
請求項(抜粋):
一端部に車輪を取り付けるための車輪取付フランジを一体に有し、外周にこの車輪取付フランジから肩部を介して軸方向に延びる小径段部が形成されたハブ輪と、 このハブ輪の肩部に端面が当接された状態で前記小径段部に圧入された車輪用軸受とからなり、 この車輪用軸受が、内周に複列の外側転走面が形成された外方部材と、 外周に前記複列の外側転走面に対向する内側転走面が形成された一対の内輪と、 両転走面間に保持器を介して転動自在に収容された複列の転動体と、 前記外方部材と内輪との間に形成される環状空間の開口部に装着されたシールとを備えた車輪用軸受装置において、 前記シールのうち少なくともアウター側のシールが、前記外方部材に内嵌され、断面が略L字状に形成された環状のシール板と、このシール板に対向配置されて前記内輪に外嵌され、断面が略L字状に形成されたスリンガとからなり、前記シール板が、前記スリンガに摺接するサイドリップを一体に有すると共に、当該シール板よりも径方向外方で軸受空間の外側に、前記ハブ輪に所定のシメシロを介して摺接するサイドリップが設けられ、かつ、前記スリンガの外側面に、前記ハブ輪に押圧するリップ部材が設けられていることを特徴とする車輪用軸受装置。
IPC (4件):
F16C 33/78 ,  F16C 19/18 ,  B60B 35/02 ,  B60B 35/18
FI (5件):
F16C33/78 D ,  F16C19/18 ,  B60B35/02 Z ,  B60B35/18 B ,  B60B35/18 C
Fターム (13件):
3J016AA02 ,  3J016BB03 ,  3J016BB05 ,  3J101AA03 ,  3J101AA16 ,  3J101AA32 ,  3J101AA43 ,  3J101AA54 ,  3J101AA62 ,  3J101AA72 ,  3J101BA73 ,  3J101FA31 ,  3J101GA03
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 車輪用軸受装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-387322   出願人:NTN株式会社

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