特許
J-GLOBAL ID:200903030186967501

表面下の流れを利用した検定器具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川口 義雄 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-510001
公開番号(公開出願番号):特表平8-502363
出願日: 1993年09月16日
公開日(公表日): 1996年03月12日
要約:
【要約】本発明は使い捨て検定器具を用いた検定の能率向上を目指しており、この使い捨て検定器具は多孔物質を含み、多孔物質は毛管流路と液体が通じるようになっている。具体的には、この毛管流路を中実の支持体と一緒に利用して、試料および検定試薬を多孔物質の表面または内部に画定された反応部位へと直接導く。本発明はまた、毛管流路を含んだ使い捨て検定器具の製作をも目指している。具体的には、この毛管流路はフィルム層の上に、その流体に対して不溶性の物質を、希望する毛管流路の逆パターンに印刷し、次に印刷した物質に蓋を被せることで形成される。あるいはその代わりに、毛管流路は多孔材料の上に、その流体に対して不溶性の物質を、希望する毛管流路の逆パターンに印刷し、その多孔材料を2枚のフィルム層の間にサンドイッチ状に挟むことで形成される。
請求項(抜粋):
特異的結合検定を遂行し、試料中の分析対象物の有無または量を決定するための器具であって、毛管流路と多孔支持体から成り、 毛管流路は入口と出口を持ち、上記入口は試料つまり試験溶液を受け取り、また上記出口は多孔支持体に通じており、試料つまり試験溶液をそこに導き、 多孔支持体は固定化試薬を含有し、固定化試薬は分析対象物と、補助的な特異的結合相手と、標識試薬とで構成されるグループの中から選ばれた一要素と結合し、上記出口ポートは上記多孔支持体内の上記固定化試薬の下に配置されているような特異的結合検定器具。
IPC (2件):
G01N 33/48 ,  G01N 33/53

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