特許
J-GLOBAL ID:200903030198122140

アミノフェノール誘導体およびその化粧品としての使用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-514021
公開番号(公開出願番号):特表2000-508351
出願日: 1998年08月26日
公開日(公表日): 2000年07月04日
要約:
【要約】本発明は、以下の式(I):(式中、Rは、水素原子または-COR2基を示し、R2は、飽和または不飽和で、直鎖、環状または分岐の、任意にヒドロキシル化した、C1-C30炭化水素またはアルコキシ基を示し、R1は、以下の式(a)、(b)、または(c):(a) -CO-NR3R4(b) -CO-O-R5(c) -SO2-R5の基であり、R3は、水素原子、または、直鎖または分岐で飽和または不飽和の、任意にヒドロキシル化した、C1-C6炭化水素基を示し、R4は、水素原子、または、飽和または不飽和で、直鎖、環状または分岐の、任意にヒドロキシル化した、C1-C30炭化水素基を示し、R5は、飽和または不飽和で、直鎖、環状または分岐の、任意にヒドロキシル化した、C1-C30炭化水素基を示す)で表わされる、少なくとも1つのアミノフェノール誘導体を、ヒトの皮膚、体毛、または頭髪用の、脱色素化および/またはブリーチ化粧品組成物中に使用することを特徴とする、アミノフェノール誘導体の使用、式(I)の誘導体を含む組成物、および、皮膚、体毛、および/または頭髪の脱色素化するおよび/またはブリーチするための方法に関する。
請求項(抜粋):
1./以下の式(I): (式中、Rは、水素原子または-COR2基を示し、 R2は、飽和または不飽和で、直鎖、環状または分岐の、任意にヒドロキシル化した、C1-C30炭化水素またはアルコキシ基を示し、 R1は、以下の式(a)、(b)、または(c): (a) -CO-NR3R4 (b) -CO-O-R5 (c) -SO2-R5 の基であり、 R3は、水素原子、または、直鎖または分岐で飽和または不飽和の、任意にヒドロキシル化した、C1-C6炭化水素基を示し、 R4は、水素原子、または、飽和または不飽和で、直鎖、環状または分岐の、任意にヒドロキシル化した、C1-C30炭化水素基を示し、 R5は、飽和または不飽和で、直鎖、環状または分岐の、任意にヒドロキシル化した、C1-C30炭化水素基を示す) で表わされる、少なくとも1つのアミノフェノール誘導体を、ヒトの皮膚、体毛、または頭髪用の、脱色素化および/またはブリーチ化粧品組成物中に使用することを特徴とする、アミノフェノール誘導体の使用。 2. 前記アミノフェノール誘導体が、以下の条件: -Rが水素原子である、 - フェニル基上の-OR官能基がオルトまたはパラ位にある、 - R1が式(a)または(b)の基である の少なくとも1つを満たすことを特徴とする請求項1に記載の使用。 3. 前記アミノフェノール誘導体が、N-エチルオキシカルボニル-4-アミノフェノール;N-エチルオキシカルボニル-O-エチルオキシカルボニル-4-アミノフェノール;N-コレステリルオキシカルボニル-4-アミノフェノール;またはN-エチルアミノカルボニル-4-アミノフェノールであることを特徴とする、請求項1または2に記載の使用。 4. 化粧品および/または皮膚用組成物中に、および/または、該組成物の製造用に、チロシナーゼインヒビタとして、および/または、メラニン合成のインヒビタとして、請求項1ないし3のいずれかl項に定義した式(I)の少なくとも1つのアミノフェノール誘導体を使用することを特徴とする、アミノフェノール誘導体の使用。 5. 請求項1ないし4のいずれか1項に定義した式(I)の少なくとも1つのアミノフェノール誘導体、および、化粧品としておよび/または皮膚科学的に許容される媒体を含有する、化粧品および/または皮膚科学用組成物。 6. ヒトの皮膚を脱色素化および/またはブリーチするために、および/または、皮膚から色素形成したマークを除去するために、および/または、体毛および/または頭髪を脱色素化するために用いられる、請求項5に記載の組成物。 7. アミノフェノール誘導体が、組成物の全重量の0.001から10%の量で、好ましくは0.005から5%の量で存在する、請求項5または6に記載の組成物。 8. ケラチン溶解剤および/または上皮剥離剤、抗炎症剤、沈静剤、他の脱色素化剤、およびこれらの混合物から選択される少なくとも1つの活性剤をさらに含有する、請求項5ないし7のいずれか1項に記載の組成物。 R2は、飽和または不飽和で、直鎖、環状または分岐の、任意にヒドロキシル化した、C1-C30炭化水素またはアルコキシ基を示し、 R1は、以下の式(a)、(b)、および(c): (a) -CO-NR3R4 (b) コレステリルオキシカルボニル基 (c) -SO2-R5 の基から選択され、 R3は、水素原子、または、直鎖または分岐で飽和または不飽和の、任意にヒドロキシル化した、C1-C6炭化水素基を示し、 R4は、飽和または不飽和で、直鎖、環状または分岐の、任意にヒドロキシル化した、C13-C30炭化水素基を示し、 R5は、飽和または不飽和で、直鎖、環状または分岐の、任意にヒドロキシル化した、C1-C30炭化水素基を示す) で表わされる、アミノフェノール誘導体。 10. 請求項5ないし8のいずれか1項で定義した組成物を、皮膚、体毛、または頭髪に適用することを含む、ヒトの皮膚、体毛、または頭髪を脱色素化および/またはブリーチするための美容処理方法。
IPC (4件):
A61K 7/00 ,  A61K 7/135 ,  C07J 9/00 ,  C07C271/28
FI (5件):
A61K 7/00 C ,  A61K 7/00 X ,  A61K 7/135 ,  C07J 9/00 ,  C07C271/28
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭50-014670
  • 皮膚外用剤
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-273357   出願人:御木本製薬株式会社

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