特許
J-GLOBAL ID:200903030200756012

蛍光検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 篠原 泰司 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-157986
公開番号(公開出願番号):特開平11-352409
出願日: 1998年06月05日
公開日(公表日): 1999年12月24日
要約:
【要約】【課題】 極めて高S/Nの明るい蛍光像を得ることができ、更に高精度のフィルタを必要としない蛍光検出装置を提供する。【解決手段】 光源1と、励起フィルタセット14と、ダイクロイックミラー15と、対物レンズ8と、吸収フィルタセット16と、観察光学系13とを備えている。励起フィルタセット14の長波長側における分光透過率曲線と吸収フィルタセット16の短波長側における分光透過率曲線とが交わる点の波長をクロスオーバー波長とする時、励起フィルタセット14はクロスオーバー波長よりも20nm短い波長において透過率が25%以上の2面の干渉膜面14a,14cを有している。
請求項(抜粋):
光源と、該光源が発する光を標本に照射する照明光学系と、該照明光学系に配置され特定の波長域の光を透過させる励起フィルタセットと、前記標本から発生した蛍光を検出する検出光学系と、該検出光学系に配置され前記蛍光を透過させる吸収フィルタセットを備えた蛍光検出装置において、前記励起フィルタセットの長波長側における分光透過率曲線と前記吸収フィルタセットの短波長側における分光透過率曲線とが交わる点の波長をクロスオーバ波長とする時、前記励起フィルタセットは前記クロスオーバ波長よりも20nm短い波長において透過率が25%以上の第1の干渉膜面を少なくとも2面有するか、或いは前記吸収フィルタセットは前記クロスオーバ波長よりも20nm長い波長において透過率が50%以上の第2の干渉膜を少なくとも2面有するか、或いは前記励起フィルタセットが前記第1の干渉膜面を少なくとも2面有すると共に、前記吸収フィルタセットが前記第2の干渉膜面を少なくとも2面ずつ有するかしていて、前記第1の干渉膜面と前記第2の干渉膜面は、0.05%<T<10%なる条件を満足するようにしたことを特徴とする蛍光検出装置。但し、Tは前記クロスオーバー波長における前記干渉膜面の透過率である。
IPC (3件):
G02B 21/16 ,  G01N 21/64 ,  G01N 21/78
FI (4件):
G02B 21/16 ,  G01N 21/64 E ,  G01N 21/64 Z ,  G01N 21/78

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