特許
J-GLOBAL ID:200903030201743070
二金属シアン化物錯体触媒を用いる低濃度の遷移金属を含むポリオキシアルキレンポリエーテルポリオールの製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
秋沢 政光
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-523303
公開番号(公開出願番号):特表2000-513389
出願日: 1996年12月19日
公開日(公表日): 2000年10月10日
要約:
【要約】事実上、遷移金属を含まないポリオキシアルキレンポリエーテルを、適当な数のヒドロキシル基を含むオキシアルキル化開始剤分子の二金属シアン化物錯体触媒オキシアルキル化によって製造することができる。このとき、5gプロピレンオキシド/分よりも大きなプロピレンオキシド重合速度を有する二金属シアン化物錯体オキシアルキル化触媒を、15ppm以下使用する。二金属シアン化物錯体触媒を使用するオキシアルキル化に伴う誘導時間は、予備活性化マスターバッチを製造することにより、また少なくとも誘導時間中、オキシアルキル化反応器の温度を高くすることにより、短縮することができる。
請求項(抜粋):
二金属シアン化物錯体触媒による、1ヒドロキシル基または複数ヒドロキシル基のオキシアルキル化可能開始剤分子のオキシアルキル化によって、事実上遷移金属を含まないヒドロキシル官能価ポリオキシアルキレンポリエーテルを製造する方法であって、 a)前記開始剤分子を、二金属シアン化物錯体オキシアルキル化触媒の存在下で、一つ以上のアルキルレンオキシドによってオキシアルキル化し、このとき前記触媒が、プロピレンオキシドによるオキシプロピル化に関して測定したとき105°C、0.68バールのプロピレンオキシド圧、およびポリオキシプロピレンポリエーテル生成物の重量に対する100ppm触媒の条件下で、約5gプロピレンオキシド/分以上のあるアルキイレンオキシド重合速度を有し、また、前記オキシアルキル化時の前記二金属シアン化物触媒の濃度が、前記ヒドロキシル官能価ポリオキシアルキレンポリエーテルの重量に対して約15ppm以下であり、 b)事実上遷移金属を含まないヒドロキシル官能価ポリオキシアルキレンポリエーテル生成物を採取すること、から成ることを特徴とする方法。
IPC (2件):
FI (2件):
引用特許:
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