特許
J-GLOBAL ID:200903030202566229
水素センサ
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-340984
公開番号(公開出願番号):特開2004-177165
出願日: 2002年11月25日
公開日(公表日): 2004年06月24日
要約:
【課題】被測定ガスをクヌーセン拡散させて低濃度の水素ガスを高精度に検出でき、全体を小型化できると共に、熱衝撃抵抗等を向上できるようにする。【解決手段】水素センサの検出素子21は、ヒータ部22の外周側に曲面印刷等の手段を用いて形成された多孔質層27、内側電極29,30、固体電解質層28、外側電極31,32、ガス拡散層33および緻密層34からなり、全体として円形のロッド状をなす構造とする。そして、電圧印加装置37の切換スイッチ40を低圧の電源38から高圧の電源39側に切換えたときに、ガス拡散層33内を開口端33A側から矢示B方向に拡散してくる被測定ガス中の可燃性ガスを、外側電極32の近傍で酸化反応させ、このときに水素ガスを酸化するために電極32,30間を流れるポンプ電流Ip1を電流検出器42により検出する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
細長いロッド状に形成され、外部からの通電によって発熱するヒータ部と、
該ヒータ部の外周側に設けられ、内部を大気中の酸素が透過可能となった多孔質層と、
該多孔質層を覆って前記ヒータ部の外周側に設けられ、前記ヒータ部からの熱により活性化される酸素イオン伝導性の固体電解質層と、
該固体電解質層と多孔質層との間に設けられ、該固体電解質層の内周側で互いに離間した第1,第2の電極と、
前記固体電解質層の外周側に互いに離間して設けられ、該第1,第2の電極との間で前記固体電解質層を挟む第3,第4の電極と、
該第3,第4の電極を覆って前記固体電解質層の外周側に設けられ、水素を含んだ被測定ガスを内部にクヌーセン拡散させるガス拡散層と、
前記第1の電極と第3の電極との間に設けられ、該第1の電極と第3の電極との間に予め決められた高,低2段の電圧を選択的に切換えて印加する電圧印加手段と、
前記第2の電極と第4の電極との間に設けられ、該電圧印加手段による印加電圧を低い電圧から高い電圧に切換えたときに前記第2の電極と第4の電極との間に発生する電気信号を水素濃度信号として検出する信号検出手段とにより構成してなる水素センサ。
IPC (2件):
FI (5件):
G01N27/46 311H
, G01N27/46 327C
, G01N27/46 327G
, G01N27/46 327N
, G01N27/46 327R
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