特許
J-GLOBAL ID:200903030203653915

ラジアル転がり軸受付ローラクラッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 武男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-254255
公開番号(公開出願番号):特開2000-081055
出願日: 1998年09月08日
公開日(公表日): 2000年03月21日
要約:
【要約】【課題】 頻繁な断接の繰り返しに拘らず、摩耗を抑えて耐久性及び信頼性を確保する。【解決手段】 ローラクラッチ2の軸方向両側に、1対のラジアル転がり軸受3a、3bを設ける。このラジアル転がり軸受3a、3bのラジアル隙間△rを小さくして、断接時に於けるローラ5の転動面と相手面との滑り距離を短くし、摩耗を抑える。
請求項(抜粋):
円筒状の外輪と、この外輪の内側にこの外輪と同心に配置された内側部材と、これら外輪の内周面と内側部材の外周面とのうちの一方の周面に、上記外輪の内周面と内側部材の外周面との間の隙間の直径方向に亙る厚さを漸次大きくする凹部を円周方向複数個所に間欠的に形成する事により形成したカム面と、上記内側部材の外周面と上記外輪の内周面との間の円筒状隙間内に挿入された複数本のローラと、この円筒状隙間内に、その周面に上記カム面を形成した部材に対する回転を不能として嵌装され、上記複数本のローラを保持する保持器と、この保持器と上記各ローラとの間に設けられ、各ローラを円周の同じ方向に押圧するばねと、上記円筒状隙間の一部で上記カム面及びローラから外れた部分で、上記外輪の内周面と上記内側部材の外周面との間に設けられたラジアル転がり軸受とを備えたラジアル転がり軸受付ローラクラッチに於いて、上記各凹部を形成した部分での、上記外輪の内周面と上記内側部材の外周面との間隔が円周方向に亙り漸次変化する角度であるくさび角をαとし、上記ラジアル転がり軸受のラジアル隙間を△rとした場合に、△L=△r/sinαで表される、上記各凹部の表面と上記各ローラとの滑り距離△Lを、0.25mm以下とした事を特徴とするラジアル転がり軸受付ローラクラッチ。

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