特許
J-GLOBAL ID:200903030206100038

パルス電源装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-059188
公開番号(公開出願番号):特開平11-262278
出願日: 1998年03月11日
公開日(公表日): 1999年09月24日
要約:
【要約】【課題】 昇圧・磁気パルス圧縮回路3からパルス発生回路11へのキックバック電流でコンデンサC0を初期充電極性に充電する回生には、2つの制御スイッチを必要としていた。【解決手段】 コンデンサC0は充電器2から可飽和リアクトルSI0を通して初期充電し、この後に半導体スイッチSWをターンオンさせて振動電流I0によりコンデンサC0の充電電圧を反転させ、可飽和リアクトルSI1が飽和動作したときにコンデンサC0からダイオードD1及び可飽和リアクトルSI1を通して昇圧・磁気パルス圧縮回路3にパルス電流I1を供給し、負荷装置4からのキックバック電流は昇圧・磁気パルス圧縮回路3を通して電流I1と同じ極性で取り込んでコンデンサC0をその初期充電極性と同じ極性で充電することでキックバックエネルギーの回生を得る。
請求項(抜粋):
パルス発生回路は充電器の出力で初期充電されたコンデンサC0の放電を制御して昇圧・磁気パルス圧縮回路にパルス電流を供給し、前記昇圧・磁気パルス圧縮回路でパルス電流の昇圧及び磁気パルス圧縮して負荷装置にパルス電流を供給するパルス電源装置において、前記パルス発生回路は、前記充電器とコンデンサC0の間に設けられ、充電器からコンデンサC0への初期充電電流を流す方向に磁気リセット状態にされる可飽和リアクトルSI0と、前記コンデンサC0が初期充電された後にターンオン制御されて該コンデンサC0と前記可飽和リアクトルSI0との間に電流路を形成し、該可飽和リアクトルSI0の飽和動作により該コンデンサC0を逆極性に再充電させる半導体スイッチSWと、前記コンデンサC0の再充電電圧の極性に対して導通し、該コンデンサC0から前記昇圧・磁気パルス圧縮回路への電流路を形成するダイオードD1と、前記コンデンサC0の再充電電圧で飽和動作し、前記ダイオードD1を通して前記昇圧・磁気パルス圧縮回路にパルス電流を供給し、該昇圧・磁気パルス圧縮回路側からのキックバック電流に対して該コンデンサC0に初期充電電圧極性で回生する方向の電流を流す可飽和リアクトルSI1と、を備えたことを特徴とするパルス電源装置。
IPC (2件):
H02M 9/04 ,  H01S 3/097
FI (2件):
H02M 9/04 C ,  H01S 3/097 A

前のページに戻る