特許
J-GLOBAL ID:200903030207542000

車両、例えば軌道車両のドア及び移行領域における床材張り被覆用の連結体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外4名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-503308
公開番号(公開出願番号):特表2003-502210
出願日: 2000年06月06日
公開日(公表日): 2003年01月21日
要約:
【要約】本発明の基礎を成す課題とするところは、軌道車両において、浮動的床材構造体により生じるトレランスを補償し、フレーム構造体に固定的に取付けられた組込み部分、即ち、ステップバー、カバー成形部又は移行部ブリッジ板のような組込み部分と床材との間の力作用の低減されるような相対運動を許容し、ここで相対的に運動する床材と、フレーム構造体に取付けられた取り付け組み込みセクションとの間で湿気の侵入するのが防止されるようにすることである。前記課題は次のようにして解決される、即ち、床材板(5)により支持されたフラット成形部(12)を有し、前記フラット成形部(12)は、一方では床材板(5)の終端側周辺領域内に収まっており、他方では、フレーク構造に取付けられた取り付け組込み部分に対して、横断-、長手-、及び垂直方向に移動可能に配置されており、ここで取り付け組込み部分に対向するフラット成形部の端面側に組込み部分に当接する弾性的シール(15)の収容のため溝(14)が形成されており、この溝(14)は水平方向及び/又は垂直方向トレランスを吸収するものであり、シール(15)をカバーする取り付け組込み部分はフラット成形部(12)に対して、又はそれと共に水平方向に1つの方向に可動に構成されているのである。
請求項(抜粋):
車両、たとえば、人員輸送用の軌道車両であって、長手方向支持体上に支持されている剛性の床材成形板を有し、この床材成形板上に、床材構造及びフレーム構造取付け組み込み部分、例えば、ステップバー、カバー成形部、又は移行ブリッジ板が配置されており、ここで、床材張り被覆が床材板上に全面にわたり張られているものにおいて 床材板(5)により支持されたフラット成形部(12)を有し、前記フラット成形部(12)は、一方では床材板(5)の終端側周辺領域内に収まっており、他方では、フレーク構造に取付けられた取り付け組込み部分に対して、横断-、長手-、及び垂直方向に移動可能に配置されており、 ここで取り付け組込み部分に対向するフラット成形部の端面側に組込み部分に当接する弾性的シール(15)の収容のため溝(14)が形成されており、この溝(14)は水平方向及び/又は垂直方向トレランスを吸収するものであり、シール(15)をカバーする取り付け組込み部分はフラット成形部(12)に対して、又はそれと共に水平方向に1つの方向に可動に構成されていることを特徴とする床材張り被覆用の連結体。

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