特許
J-GLOBAL ID:200903030221261684

真空包装方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤井 実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-225631
公開番号(公開出願番号):特開平11-049114
出願日: 1997年08月07日
公開日(公表日): 1999年02月23日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】フィルム内への空気や湿気の侵入による、被包装物へのカビの発生を防止する。【解決手段】下側の包装フィルム6の端縁部を挟み込みながら、下枠2を真空引き台盤の周囲に嵌合させ、この状態で真空ポンプを駆動して真空引き台盤内の空気を吸引し、真空引き台盤の吸引孔5および下側の包装フィルム6の多孔部分10の通気孔を介して両フィルム6,11間の空気を吸引することにより、各被包装物7に上側の包装フィルム11を密着させると同時に、被包装物7の周囲において上側の熱接着性をもった包装フィルム11を下側の包装フィルム6の無孔部分8および多孔部分10に接着させて各被包装物7を個別に真空かつ気密状態に密着包装し、この包装部分を熱溶断して蒸気加熱室内に入れ、100〜130度程度の加熱蒸気で所要時間加熱する。
請求項(抜粋):
被包装物の表面にアルコールを噴霧して消毒した上で、真空引き台盤上に引き出したロールから連続的に繰り出される帯状の合成樹脂フィルムで、無孔部分と多数のスリット状の通気孔を幅方向に均等に明けた多孔部分とを長手方向に交互に連続して設けた下側の連続包装フィルムの無孔部分上に、被包装物を複数個載せ、互いに所要間隔を置いて上下に相対した下枠と上枠との間に、ロールから連続的に繰り出される帯状の無孔質熱可塑性合成樹脂フィルムで、130〜150度程度に加熱することにより接着性を呈する熱接着性を有する上側の包装フィルムを引き出し、これを下枠と上枠とで上下から挟んで加熱ヒーターに近付けることにより加熱軟化させ、この状態で下枠と上枠とを同時に下降させて加熱軟化した上側の包装フィルムを被包装物上に被せると共に、下側の包装フィルムの端縁部を挟み込みながら、下枠を真空引き台盤の周囲に嵌合させ、この状態で真空ポンプを駆動して真空引き台盤内の空気を吸引し、真空引き台盤の吸引孔および下側の包装フィルムの多孔部分の通気孔を介して両フィルム間の空気を吸引することにより、各被包装物に上側の包装フィルムを密着させると同時に、被包装物の周囲において上側の熱接着性をもった包装フィルムを下側の包装フィルムの無孔部分および多孔部分に接着させて各被包装物を個別に真空かつ気密状態に密着包装し、この包装部分を熱溶断して蒸気加熱室内に入れ、100〜130度程度の加熱蒸気で所要時間加熱することを特徴とする真空包装方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特公昭49-019668
  • 特開昭54-078291

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