特許
J-GLOBAL ID:200903030224170671

自動周波数制御方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-257508
公開番号(公開出願番号):特開平9-102774
出願日: 1995年10月04日
公開日(公表日): 1997年04月15日
要約:
【要約】【課題】 伝送効率、周波数追従性のともによいOFDM信号伝送方式用に、復調側に改善された自動周波数制御装置を設ける必要があった。【解決手段】 ガードインターバルを付加したOFDM信号における有効シンボル期間の信号の相似性を利用して、OFDM信号の1シンボル期間のうち有効シンボル期間の一部の期間のデータとガードインターバルの一部の期間のデータをそれぞれ離散フーリエ変換(8,9)し、離散フーリエ変換されたそれぞれのデータから位相差を計算して(10,11,12)周波数ずれを検出し、局部発振器(15)の発振周波数を補正する。
請求項(抜粋):
ガードインターバルを有するOFDM信号を受信し、該OFDM受信信号を局部発振信号による直交検波器によりベースバンド帯の複素変調信号へ周波数変換する第一のステップと、該周波数変換された複素変調信号をディジタル信号に変換する第二のステップと、前記ディジタル信号のガードインターバル期間の一部を離散フーリエ変換する第三のステップと、前記ディジタル信号の前記ガードインターバル期間の一部とは一有効シンボル期間離れた有効シンボル期間の一部を離散フーリエ変換する第四のステップと、前記第三のステップの結果と前記第四のステップの結果を複素除算する第五のステップと、前記第五のステップの結果を位相変換する第六のステップと、前記第六のステップの結果をアナログ信号へ変換する第七のステップと、前記第七のステップの結果のアナログ信号をフィルタする第八のステップと、前記第八のステップの結果により前記局部発振信号を制御することを特徴とした自動周波数制御方法。

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