特許
J-GLOBAL ID:200903030228192408
プロペラシャフトの製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
長門 侃二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-019882
公開番号(公開出願番号):特開平5-215118
出願日: 1992年02月05日
公開日(公表日): 1993年08月24日
要約:
【要約】【目的】 繊維強化プラスチック管とヨークを接着剤で接着するだけで、高温下における疲労強度がスチール製シャフトより大きいプロペラシャフトの製造方法を提供する。【構成】 ヨーク3の円筒状接続端部3dの外側に繊維強化プラスチック管からなる本体1の接続端部1aを嵌挿し、それらヨーク3と本体1とを接着剤で接合してプロペラシャフトを製造するに際し、接続端部3dの外周面に接着剤を受用するための環状凹部3cを備えたヨーク3を使用するとともに、少なくとも接続端部1aにおける最内層が管軸方向に対して±80〜90°の角度で配列された炭素繊維を含む補強巻層2からなり、かつ、接続端部1aの管壁に少なくとも2個の貫通孔5a,5bを備えた本体1を使用し、ヨーク3の接続端部3dに本体1の接続端部1aを嵌挿した状態で一方の貫通孔5bから環状凹部3cに接着剤を圧入する【効果】 補強巻層は径方向にほとんど熱膨張せず、また周方向弾性率も高めるので接着剤に引張応力などは発生しなくなり、高温下における剥離が抑制される。
請求項(抜粋):
ヨークの円筒状接続端部の外側に繊維強化プラスチック管からなる本体の接続端部を嵌挿し、それらヨークと本体とを接着剤で接合してプロペラシャフトを製造するに際し、接続端部の外周面に接着剤を受用するための環状凹部を備えたヨークを使用するとともに、少なくとも接続端部における最内層が管軸方向に対して±80〜90°の角度で配列された炭素繊維を含む補強巻層からなり、かつ、接続端部の管壁に少なくとも2個の貫通孔を備えた本体を使用し、ヨークの接続端部に本体の接続端部を嵌挿した状態で一方の貫通孔から環状凹部に接着剤を圧入することを特徴とする、プロペラシャフトの製造方法。
IPC (4件):
F16C 3/02
, B29C 65/52
, B60K 17/22
, B29L 31:58
前のページに戻る