特許
J-GLOBAL ID:200903030234017227

インクジェット記録装置の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 篠部 正治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-307348
公開番号(公開出願番号):特開2001-121695
出願日: 1999年10月28日
公開日(公表日): 2001年05月08日
要約:
【要約】【課題】インク通路内の気泡の残留を少なくして、印字品質と信頼性とに優れたインクジェット記録装置を提供する。【解決手段】インクジェット記録ヘッド本体11のノズル開口面114 をアルカリ溶液7に浸漬して、ノズルから毛細管現象でアルカリ溶液7をインクジェット記録ヘッド本体11のインク流路内に充填し、インク流路内面をアルカリ処理し、インクの濡れ性を大幅に改善する。ノズルからの毛細管現象によってアルカリ溶液7を充填するため、ホールダ2や針付部材3の内部まではアルカリ溶液が到達せず、ホールダ2や針付部材3の内面の優れたインクの濡れ性を損なうことがない。充填時に超音波振動を印加すると充填が加速され、工数が削減できる。
請求項(抜粋):
インクをインク滴として吐出するインクジェット記録ヘッド本体と、インクジェット記録ヘッド本体を保護し支持する補助板と、インクジェット記録ヘッド本体を保持し、インクジェット記録ヘッド本体へインクを導くホールダと、インクカートリッジからインクを導出して、ホールダを介してインクジェット記録ヘッド本体へインクを供給するためのインク供給針付きの針付部材とを備え、吐出されたインク滴で記録媒体上に記録するインクジェット記録装置の製造方法であって、インクジェット記録ヘッド本体の流路基板がシリコンまたはガラスで、振動板がガラスで作成され、ホールダ及び針付部材の内の少なくともホールダがポリフェニレンエーテル樹脂で作成され、且つそのインク通路内面がインクの濡れ性に優れた表面状態に処理されており、インクジェット記録ヘッド本体と補助板とホールダと針付部材とが接合一体化された後で、インクジェット記録ヘッド本体のインク流路の内面が、インクジェット記録ヘッド本体のノズルから毛細管現象で吸い上げられてインク流路内に充填されたアルカリ溶液によって親インク性表面に処理されることを特徴とするインクジェット記録装置の製造方法。
IPC (3件):
B41J 2/045 ,  B41J 2/055 ,  B41J 2/16
FI (2件):
B41J 3/04 103 A ,  B41J 3/04 103 H
Fターム (9件):
2C057AF70 ,  2C057AF78 ,  2C057AF93 ,  2C057AG01 ,  2C057AG07 ,  2C057AG29 ,  2C057AP14 ,  2C057AP59 ,  2C057AQ02

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