特許
J-GLOBAL ID:200903030243926825

弛緩防止の付設されたボルト、ナットの組合せ構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大村 英治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-335201
公開番号(公開出願番号):特開平8-159138
出願日: 1994年12月06日
公開日(公表日): 1996年06月18日
要約:
【要約】【目的】 一度ナットを締付けた後は、決して緩むことがなく、したがって、その後は金属疲労による時間経過まで、点検、締付けなどの作業が不要となる弛緩防止の付設されたボルト、ナットの組合せ構造を提供しようとするものである。【構成】 この発明は、ボルト1の先端部2から所定長さSに亘って中空状の空間部3を形成することにより、ボルト先端から所定長の螺刻部4を肉薄状にするとともに、当該部4に軸平行方向所定長さに亙る数条のスリット部5を形成し、一方、ナット6に対しては、これを袋状のナット6に対して、当該ナット6の袋部7の空間の内径Hを、前記ボルト1の外径Lよりも大きく形成するとともに、上記袋部7の空間の底部には、前記肉薄状の螺刻部4先端内側を外側に向けて圧迫し得るように錐状の隆起部8を形成した弛緩防止の付設されたボルト、ナットの組合せ構造である。
請求項(抜粋):
ボルトの先端部から所定長さに亘って中空状の空間部を形成することにより、ボルト先端から所定長の螺刻部を肉薄状にするとともに、当該部に軸平行方向所定長さに亙る数条のスリット部を形成し、一方、ナットに対しては、これを袋状のナットに対して、当該ナットの袋部の空間の内径を、前記ボルトの外径よりも大きく形成するとともに、上記袋部の空間の底部には、前記肉薄状の螺刻部先端内側を外側に向けて圧迫し得るように錐状の隆起部を形成したことを特徴とする弛緩防止の付設されたボルト、ナットの組合せ構造。

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