特許
J-GLOBAL ID:200903030248036569

ステアリング台車

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-175522
公開番号(公開出願番号):特開平8-040269
出願日: 1994年07月27日
公開日(公表日): 1996年02月13日
要約:
【要約】【目的】 曲線部を高速かつ安全に通過できるとともに、保守点検の容易なステアリング台車を実現する。【構成】 車両進行方向に対して直角な方向に揺動自在な振子はり6が台車枠2上に設けられ、更に振子はり6上には回動自在な十字状の枕はり5が設けられている。枕はり5の縦はり5bの両端部には、台車枠2との間に油圧シリンダ41,42が設けられている。そして、曲線部通過時に油圧シリンダ41,42を作動させることにより、枕はり5を車両進行方向に対して直角な方向に移動させて振子はり6を揺動させ、車体を傾斜させるとともに、枕はり5を回動させて台車を曲線の半径方向に向ける。これにより、曲線部を高速かつ安全に通過できるとともに、簡単な構成であるから保守点検も容易となる。
請求項(抜粋):
少なくとも1対の軸受を有する台車枠と、前記軸受に回転自在に支持され、車輪を有する車軸と、前記台車枠に設けられ車両進行方向に対して直角な方向に揺動自在な振子はりと、前記振子はりに回動自在に設けられその回動面が振子はりと平行であるとともに、弾性部材を介して車体床下に取り付けられる枕はりと、車両が曲線部の軌道を走行しているかどうかを検知する検知手段と、前記検知手段により車両が曲線部の軌道を走行していることが検知されたときは、前記振子はりを車両進行方向に対して直角な方向に揺動させ且つ前記枕はりを振子はり上で回動させる駆動制御手段と、を具備するステアリング台車。

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