特許
J-GLOBAL ID:200903030258189282

自動変速機の回転クラッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-046710
公開番号(公開出願番号):特開平6-265019
出願日: 1993年03月08日
公開日(公表日): 1994年09月20日
要約:
【要約】【目的】 自動変速機の変速制御を司る回転クラッチの作動液圧室内に空気が残存しないようにして、締結、解放動作に当り、引き摺りを生じないようにする。【構成】 室18に液圧を供給すると、ピストン17がストロークされて、クラッチパック16を押圧し、クラッチ締結状態になる。室18の液圧を低下させると、ピストン17はリターンスプリング21により戻され、クラッチ解放状態になる。クラッチ解放状態で室18内に空気が存在する場合、室18内の液体は、比重が大きいことから外周部に集まり、比重の小さな空気は内周部に集まる。ここで、内周部に設けた微少隙間29が内周部の空気をドレン条溝26に逃がす。よって、空気が存在しないこととなり、室18に対する圧力の入り、および抜けを共に、速やかに行わせ得て、クラッチの引き摺りを解消することができる。
請求項(抜粋):
液圧作動ピストンにより締結される回転クラッチを具えた自動変速機において、ピストン作動液圧を供給される回転クラッチの作動液圧室および大気圧通路間に延在して、空気を通過させるが、作動液の通過を阻止する微少隙間を、クラッチの内周部に設定したことを特徴とする自動変速機の回転クラッチ。
IPC (3件):
F16H 63/30 ,  F16D 25/0638 ,  F16H 3/44

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