特許
J-GLOBAL ID:200903030263041790

蓄圧式燃料噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 求馬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-316132
公開番号(公開出願番号):特開平11-141428
出願日: 1997年10月31日
公開日(公表日): 1999年05月25日
要約:
【要約】【課題】 蓄圧式燃料噴射装置の、燃料噴射の制御性を高めることである。【解決手段】 蓄圧配管から高圧燃料を燃料噴射弁1の制御室121に導入し、その内圧の高低を、電磁弁1aが制御室121の燃料排出路205を開閉することで切替えて燃料噴射制御を行う構成において、スイッチングリーク流路2aを、電磁弁1aの弁部124からの多量の気泡を含む燃料がアーマチュア室132を介さずに直接にリターン流路212,213に戻るようにし、常時リーク流路2bを、摺動各部からの燃料がアーマチュア室132を介してリターン流路212,213に戻り、かつ常時リーク流路2bの下流部2b1をアーマチュア室132の上部に開口せしめて、少量の気泡等はアーマチュア室132から速やかに排出せしめる。電磁弁1aの作動を安定化して燃料噴射の制御性を高める。
請求項(抜粋):
蓄圧配管で蓄圧された高圧の燃料を燃料噴射弁に供給し、燃料噴射弁からエンジンの各気筒の燃焼室内へ燃料を噴射する蓄圧式燃料噴射装置であって、燃料噴射弁は、供給された燃料の一部が導入され室内圧の高低により燃料の噴射と遮断とを切替えるニードルバルブの開閉制御を行う制御室と、制御室の燃料排出路を開閉して制御室内圧の高低を切替える電磁弁と、電磁弁の弁部から排出される燃料を低圧のリターン流路に戻すスイッチングリーク流路と、燃料噴射弁の摺動各部から常時漏洩する燃料をリターン流路に戻す常時リーク流路とを有し、かつ電磁弁は、その弁部をソレノイド駆動により開閉制御するアーマチュアを収容するアーマチュア室を備え、該アーマチュア室に燃料が流入するようになした蓄圧式燃料噴射装置において、上記スイッチングリーク流路を上記弁部と上記リターン流路とを直接に連通せしめる構成とし、上記アーマチュア室を上記常時リーク流路の途中に設け、常時リーク流路の、アーマチュア室よりも下流の下流部をアーマチュア室の上部と連通せしめたことを特徴とする蓄圧式燃料噴射装置。
IPC (3件):
F02M 47/00 ,  F02M 61/10 ,  F02M 61/16
FI (5件):
F02M 47/00 P ,  F02M 47/00 F ,  F02M 61/10 P ,  F02M 61/16 T ,  F02M 61/16 S

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