特許
J-GLOBAL ID:200903030263184299

細胞周期弁別方法、その画像処理システム、及びそのプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大菅 義之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-161584
公開番号(公開出願番号):特開2007-327928
出願日: 2006年06月09日
公開日(公表日): 2007年12月20日
要約:
【課題】 本発明は、細胞周期をより正確に弁別する方法を提供する。【解決手段】 スライドグラス上に固定された細胞集団を所定の蛍光色素で染色し、所定の励起波長光を照射させることにより蛍光を発生させて、該細胞集団の観察を行うサイトメータを用いて、細胞集団内にある個々の細胞の細胞分裂周期を特定する細胞周期弁別方法は、異なる2つの蛍光波長に対応する画像を生成し、該画像に基づいて細胞の細胞質の領域と細胞核の領域と核小体の領域とを判別し、該画像から核DNA量に対応する蛍光量を測定し、該画像から前記各細胞の大きさに対する該細胞の発する蛍光量の比または前記細胞核から発せられる蛍光のピーク値を測定し、該画像から各細胞核の領域内での核小体の数を検出し、該画像から細胞核の色調を計測し、該画像から前記細胞核または前記細胞質の分離度合いを計測することにより、上記課題の解決を図る。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
スライドグラス上に固定された細胞集団を所定の蛍光色素で染色して所定の励起光を照射させることにより得られる蛍光に基づいて該細胞集団の観察を行うサイトメータを用いて、該細胞集団内にある個々の細胞の細胞分裂周期を特定する細胞周期弁別方法において、 前記得られる蛍光の波長は相互に異なる少なくとも2つの蛍光であって、該蛍光に対応する画像を生成し、 前記画像に基づいて、該画像に含まれる前記各細胞の、細胞質領域と、細胞核領域と、核小体領域とを判別し、 前記画像に基づいて、該画像に含まれる前記各細胞の核DNA量に対応する蛍光量を測定し、 前記画像に基づいて、前記各細胞核の大きさに対する該細胞核の発する蛍光量の比、または前記細胞核から発せられる蛍光のピーク値を測定することにより核DNAの凝集度を測定し、 前記画像に基づいて、前記各細胞核の領域内での前記核小体の数を検出し、 前記画像に基づいて、前記各細胞の前記細胞核の色調を計測し、 前記画像に基づいて、前記各細胞の各前記細胞核または前記細胞質の分離度合いを計測する ことを特徴とする細胞周期弁別方法。
IPC (3件):
G01N 21/64 ,  G01N 33/48 ,  G01N 33/483
FI (4件):
G01N21/64 F ,  G01N33/48 M ,  G01N33/48 P ,  G01N33/483 C
Fターム (23件):
2G043AA03 ,  2G043BA16 ,  2G043BA17 ,  2G043DA01 ,  2G043DA05 ,  2G043EA01 ,  2G043FA01 ,  2G043FA02 ,  2G043FA06 ,  2G043HA01 ,  2G043HA02 ,  2G043HA09 ,  2G043JA02 ,  2G043KA02 ,  2G043KA09 ,  2G043LA02 ,  2G043NA06 ,  2G045BB24 ,  2G045CB01 ,  2G045DA13 ,  2G045FA11 ,  2G045FB12 ,  2G045GC15
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平3-255365号公報

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