特許
J-GLOBAL ID:200903030268751507
水素燃料電池のセル電圧モニター装置及びその利用方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
金丸 章一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-242373
公開番号(公開出願番号):特開2006-059745
出願日: 2004年08月23日
公開日(公表日): 2006年03月02日
要約:
【課題】 正確かつ簡単に水素性状を分析できるセル電圧モニター装置の提供。【解決手段】 モニター用の水素燃料電池のセル電圧を測定することで、任意の積算発電時間(Ti)に対するセル電圧(Vi)が許容上限値(Vn)と許容下限値(Va)の範囲内にあるか否かを判断することに基づき高純度水素の燃料性状の正常・異常を判別すると共に、上記燃料性状が正常の場合に、積算発電時間(Ti)に対するセル電圧(Vi)の変化率を算定し、その変化率が前記許容下限値(Va)における変化率を下回ることに基づき高純度水素の燃料性状の悪化を予測することで水素燃料性状の判別する。 【選択図】 図2
請求項(抜粋):
高純度水素を供給する水素供給ライン(L1)に連通する水素モニターライン(L2)に接続されるモニター用水素燃料電池(4)と、上記モニター用水素燃料電池(4)による未利用水素を上記水素モニターライン(L2)に環流させる循環ライン(L3)と、不純物を含有する未利用水素をパージさせるために上記循環ライン(L3)に付設されるパージライン(L4)と、清浄空気をモニター用水素燃料電池(4)に給送するための送気ライン(L5)と、モニター用水素燃料電池(4)が前記高純度水素と前記清浄空気の供給により発電した電力を定電流で消費させる定電流負荷回路(11)と、積算発電時間(T)及びセル電圧(V)を測定するために定電流負荷回路(11)に付設される積算発電時間計測手段(12)及びセル電圧測定手段(13)と、積算発電時間(T)に対するセル電圧(V)の許容上限値(Vn)及び許容下限値(Va)を記憶する判別基準データ記憶手段(14b)と、を備えて成り、上記積算発電時間(T)に対するセル電圧(V)の許容上限値(Vn)及び許容下限値(Va)は、純水素及び水素燃料規格値下限の水素の2種を用いての前記定電流負荷回路(11)による負荷テストを行わせて得られる、発電時間とセル電圧の関係になる2種のセル電圧経時変化により規定されることを特徴とするセル電圧モニター装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (6件):
5H026AA06
, 5H027AA06
, 5H027BA19
, 5H027KK00
, 5H027KK54
, 5H027MM01
引用特許:
出願人引用 (2件)
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特許第3357299号公報(特に、特許請求の範囲)
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特許第3357300号公報(特に、特許請求の範囲)
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