特許
J-GLOBAL ID:200903030269011205

有限要素法を用いた接触解析方法及びそのシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 境 廣巳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-326184
公開番号(公開出願番号):特開平9-145493
出願日: 1995年10月31日
公開日(公表日): 1997年06月06日
要約:
【要約】【課題】 離れている2つの物体が熱や荷重などの負荷により接触することによって発生する応力,変形を有限要素法を用いて高速に求める。【解決手段】 互いに対向する2面を有する解析用モデルに対して最終的な負荷を与えて有限要素法により線形解析し(S5,S6) 、重なり合う節点の個数及び各々の重なり量を求める(S7)。次に、重なり合う節点に任意の節点荷重を与え且つ最終的な負荷を与えて有限要素法により線形解析したときに生じる前記節点の新たな重なり量を求める(S9 〜S13)。最後に、ステップS7で算出した重なり量, ステップS10 で設定した節点荷重, ステップS12 で求めた新たな重なり量から、全ての節点がちょうど接触するような節点荷重を求め(S14) 、この節点荷重と最終的な負荷を与えて有限要素法により線形解析して応力,変形を求める(S16) 。
請求項(抜粋):
離れている2つの物体が熱や荷重などの負荷により接触することによって発生する応力,変形を有限要素法を用いて解析するための接触解析方法において、第1の面と該第1の面に対向する第2の面を有する解析用モデルに対して、最終的な負荷を与えて有限要素法により線形解析したときに第2の面を通り過ぎることとなった第1の面上の節点の重なり量と、その節点およびその節点に対向する第2の面上の節点に任意の節点荷重を与え且つ最終的な負荷を与えて有限要素法により線形解析したときに生じる前記節点の新たな重なり量とから、前記節点がちょうど第2の面に接触するような節点荷重を求め、該求めた節点荷重および最終的な負荷を与えて有限要素法により線形解析し、第1の面と第2の面とが接触することによって発生する応力,変形を求めることを特徴とする有限要素法を用いた接触解析方法。
IPC (4件):
G01L 1/00 ,  G01B 21/32 ,  G06F 17/00 ,  G06F 17/50
FI (4件):
G01L 1/00 A ,  G01B 21/32 ,  G06F 15/20 D ,  G06F 15/60 612 H

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