特許
J-GLOBAL ID:200903030273127137

光ディスク装置およびそのレーザダイオードの発光パワーの基準値補正方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大澤 敬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-313832
公開番号(公開出願番号):特開平10-162401
出願日: 1996年11月25日
公開日(公表日): 1998年06月19日
要約:
【要約】【課題】 レーザダイオードの後方にモニタダイオードが配置されている場合でも、高精度なAPC動作(モニタダイオードの出力信号を使用してレーザダイオードの発光パワーを自動的にコントロールする動作)を行なえるようにする。【解決手段】 レーザ光の光ディスクからの戻り光を検出するための4分割PD3の出力信号のフォーカスサーボ手段(I/VAMP回路群19,S/H回路群20,RFAMP回路21,FEAMP回路22,フォーカスドライバ23,フォーカスサーボ回路25等からなる)による合焦位置での値と非合焦位置での値とを比較し、その比較結果に基づいてAPC動作を行なう手段(モニタPD2,I/VAMP回路6,S/H回路7,比較回路8,フィルタ9,定電流ドライバ11,スイッチング回路15等からなる)が使用するレーザダイオード1の発光パワーの基準値を補正する。
請求項(抜粋):
レーザダイオードから光ディスクにレーザ光を照射して情報の記録及び再生を行なう記録/再生手段と、該手段の動作時に前記レーザダイオードの後方に位置するモニタダイオードの出力信号を使用して該レーザダイオードの発光パワーを自動的にコントロールするオートパワーコントロール手段と、前記レーザダイオードから照射されるレーザ光をピックアップレンズをフォーカス方向に上下動させることによって光ディスク上に自動的に焦点を合わせるフォーカスサーボ手段と、前記レーザダイオードから照射されるレーザ光の光ディスクからの戻り光を検出するためのフォトダイオードとを備えた光ディスク装置において、前記フォトダイオードの出力信号の前記フォーカスサーボ手段による合焦位置での値と非合焦位置での値とを比較する手段と、その比較結果に基づいて前記オートパワーコントロール手段が使用する前記レーザダイオードの発光パワーの基準値を補正する発光パワー基準値補正手段とを設けたことを特徴とする光ディスク装置。

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