特許
J-GLOBAL ID:200903030287792621

非侵襲的にヘマトクリットを測定するための方法およびその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-531765
公開番号(公開出願番号):特表2001-500392
出願日: 1996年04月03日
公開日(公表日): 2001年01月16日
要約:
【要約】本発明は非侵襲的にヘマトクリットを測定するための方法ならびに装置であって、広範囲の周波数にわたる電流供給源で血管区画を含む被験者体部を電気的に刺激することにより、周波数依存性の電気インピーダンス特性を用いて測定する。ヘマトクリット測定システムは、被験者肢部に電流を印加する電極パッド(36)へ印加信号を送信する信号発生器及び復調器[SGD](34)を含む。電極パッド(36)は得られた測定電圧信号を受信してこれをSGDへ提供する。SGDは、パーソナル・コンピュータ[PC](42)へ被験者肢部を通る電流と得られた電圧を表す信号を提供する。電圧及び電流は、例えば約10kHzから約10MHzの範囲にわたる各種周波数で測定できる。血液単独での電気インピーダンスは、異なる血液量での測定較差を求めることにより、血液、組織、骨、等の総肢部インピーダンスから分離される。ヘマトクリットは、SGDによって提供された同相と直角位相のデータに基づいてPCで判定される。ニューラルネットワーク(52)は、血液インピーダンスパターンからヘマトクリットを求める上で有用である。
請求項(抜粋):
患者の体部において全血のヘマトクリットの非侵襲的測定のためのシステムであって、 様々な周波数で交流の直角位相信号を発生する信号生成回路と、 前記交流信号に応答して前記体部を通る電流信号を提供し、印加された前記電流信号を検知してこれに応答して電流を表す信号を発生し、前記体部の一部上で電圧信号を検出してこれに応答して電圧を表す信号を発生する処理検出印加回路と、 前記電流を表す信号と前記交流で直角位相の信号を受信して混合し同相及び直角位相の電流を表す信号を発生し、かつ、前記電圧を表す信号と前記交流で直角位相の信号とを受信して混合し、同相及び直角位相の電圧を表す信号を発生する処理復調回路と、 前記同相及び直角位相の電流を表す信号と同相及び直角位相の電圧を表す信号を受信し処理して前記ヘマトクリットを判定する評価回路と、を備えるシステム。
IPC (2件):
A61B 5/145 ,  A61B 5/022
FI (2件):
A61B 5/14 310 ,  A61B 5/02 337 E
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭54-041584
  • 特開昭54-041584

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