特許
J-GLOBAL ID:200903030291530950

車形検出装置および同装置を備えた洗車機

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-165331
公開番号(公開出願番号):特開平10-338103
出願日: 1997年06月05日
公開日(公表日): 1998年12月22日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 画像処理により、フロントミラー,リアミラー等の自動車車体本体より突出した突起物を、確実に高速に検出する。【解決手段】 フレームと自動車車体とを相対移動させて自動車車体を検出し、車体データを2値化画像として記憶し、画像処理で車体輪郭および突起物を抽出して両者を比較し、自動車車体本体でない部分を抽出し、画像処理の収縮,ラベリング手法により処理して突起物が存在する可能性のある範囲内で所定面積以上の物体の有無を検出し、物体が検出されたとき、各基準点およびアドレスに対応させて物体がフロントミラー,リアミラー等の突起物であることを判断する手段を持つ。この車形検出装置を洗車機に備え、検出した車形に応じて洗浄ブラシ,乾燥ノズル等の洗車処理装置を制御して自動車車体に対して作用させ、洗浄を行う。
請求項(抜粋):
フレームと自動車車体とを相対移動させて自動車車体の車形を検出する装置において、前記フレームの走行位置を検出する走行位置検出手段と、前記フレームの前部に車体の上下方向に所定間隔ごとに複数配置され車体の有無を検出する車体検出手段と、前記走行位置検出手段で検出されたフレームもしくは自動車車体の所定間隔ごとの走行位置に対応して、前記複数の車体検出手段の各々で検出された車体の有無を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された車体の有無のデータを2値化された画像データとして認識し輪郭を抽出する第1の処理手段と、車体有のデータが所定面積以上の連結成分として存在する部分を突起物として抽出する第2の処理手段と、第1,第2の処理手段に与えられ洗車制御用データを作成する車形検出手段とを備え、第1の処理手段による画像データと第2の処理手段による画像データとを比較し、第1の処理手段による輪郭画像データに第2の処理手段により得た突起物が反映されていない場合、突起物をその存在する位置に復元した洗車制御用データを作成することを特徴とする車形検出装置。
IPC (2件):
B60S 3/06 ,  G01B 21/20
FI (2件):
B60S 3/06 ,  G01B 21/20 C

前のページに戻る