特許
J-GLOBAL ID:200903030294159055
循環式吸入麻酔器
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
北村 欣一 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-334076
公開番号(公開出願番号):特開2001-149477
出願日: 1999年11月25日
公開日(公表日): 2001年06月05日
要約:
【要約】【課題】 麻酔器を手動と自動に切替えたときガスの濃度が変化するのを防止し、手動操作中に手動バッグが潰れたり膨らみ過ぎになるのを防止する。【解決手段】 リザーバベローズ13の内部を麻酔回路の循環路8に連通し、リザーバベローズ13の外周空間12bを駆動ガスポート14、自動・手動切替弁19を介して手動バッグ20と人工呼吸器に接続する。リザーバベローズ13の内部に上向きの排気ポート16を設けて駆動ガスポート14に連通し、背圧室18を駆動ガスポート14に連通したダイヤフラム弁でオーバーフロー弁15を構成し、手動側に圧力調整弁21を設ける。手動バッグ20を圧縮・解放するとべローズ13が伸縮して、内部のガスを吸気として供給する作用と呼気を流入させる作用を交互に行ない、自動・手動切替弁19をどちらに切替えてもガス質、濃度は変化しない。バッグ20が膨らみベローズ13が伸びる呼気時に、圧力差でオーバーフロー弁15が開き、ガスがバッグ20に流れてその潰れを防止し、膨らみ過ぎれば圧縮時に圧力調整弁21から逃げる。
請求項(抜粋):
吸気弁をもつ吸気路と、マスクと、呼気弁をもつ呼気路と、炭酸ガス吸収装置を直列に接続して循環路を形成し、該循環路に新鮮ガス管とガス出入ポートを設け、該ガス出入ポートをベローズユニットのリザーバベローズの内部に連通し、該リザーバベローズの周囲空間に、駆動ガスポートを介して駆動ガスの変動する圧力を作用させて、リザーバベローズを伸縮させる循環式吸入麻酔器において、リザーバベローズの内部と駆動ガスポートの間に、リザーバベローズが膨脹したときのリザーバベローズの内外の圧力差に応動して開弁してリザーバベローズ内のガスを駆動ガスポート側に流すオーバーフロー弁を設け、前記駆動ガスポートに自動・手動切替弁を介して手動バッグと人工呼吸器を接続し、手動側に駆動ガス圧の上限を規制する圧力調整弁を設けたことを特徴とする循環式吸入麻酔器。
IPC (2件):
A61M 16/01
, A61M 16/00 328
FI (2件):
A61M 16/01 A
, A61M 16/00 328 Z
前のページに戻る