特許
J-GLOBAL ID:200903030300994310

内視鏡用処置具における採取刃体構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-043254
公開番号(公開出願番号):特開平8-238246
出願日: 1995年03月02日
公開日(公表日): 1996年09月17日
要約:
【要約】【構成】内視鏡を介して体内に挿入される連動索の先端部に設けられた処置部が遠隔操作される。処置部にあっては連動索の操作ワイヤにより両採取刃体が開閉可能に設けられている。両採取刃体にあってはそれらの開閉に伴い接離する刃先部27が研削により設けられている。刃先部27の刃線28の延設方向Aに対し研削目Gの延設方向Bが直交して交差している。刃先部27に山27aと谷27b、特にその刃線28に山28aと谷28bとができるので、切断時に刃先部27やその刃線28と体内組織との切断抵抗が小さくなるとともに、切断後の体内組織が山27a,28a及び谷27b,28bに案内されて付着しにくくなる。刃線28の延設方向Aに対し直交する平面P上で生じる曲げ力FPに対し変形しにくくなる。【効果】両採取刃体の切れ味が向上する。曲げ強度が大きくなって刃先部27やその刃線28の耐久性が向上する。
請求項(抜粋):
内視鏡を介して体内に挿入される連動索(6)の先端部に設けた処置部(10)を操作部(1)により遠隔操作して作動させる内視鏡用処置具において、前記処置部(10)にあっては、前記連動索(6)の操作ワイヤ(7)により両採取刃体(13,14)を開閉機構(12)を介して開閉可能に設け、この両採取刃体(13,14)にあっては、それらの開閉に伴い接離する刃先部(27)を研削により設け、この両採取刃体(13,14)の刃先部(27)のうち少なくとも一方のものにあっては、その刃線(28)の延設方向(A)に対し研削目(G)の延設方向(B)を交差させたことを特徴とする内視鏡用処置具における採取刃体構造。
IPC (2件):
A61B 10/00 103 ,  A61B 17/32 330
FI (2件):
A61B 10/00 103 E ,  A61B 17/32 330
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭49-023393

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