特許
J-GLOBAL ID:200903030309667710
滑り性改良耐熱性合成樹脂フィルムおよびその製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
清水 猛 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-025732
公開番号(公開出願番号):特開平10-204188
出願日: 1997年01月27日
公開日(公表日): 1998年08月04日
要約:
【要約】【課題】 好ましい機械的特性を示し各種ベースフィルムとして厚みを薄くできる耐熱性合成樹脂のフィルムにおいて、製造工程や商品として使用するに当たっての滑り性を損ねることなく、各種の用途で求められるきわめて平滑な表面粗さを持ったフィルムの提供を実現する。【解決手段】 耐熱性樹脂よりなる平均厚みが2〜8μmで、平均粒径が5〜150nmの不活性な微粒子を0.005〜1.0重量%、平均凝集度が1〜100の範囲に分散されて含有するフィルムであって、その表面の少なくとも片面が光学的表面粗さ計の分解能で見た中心面平均粗さ(SRa)が0.1〜10nmであり、原子間力顕微鏡により測定した最大突起高さ(Zmax)が5〜100nmであり、かつフィルムの表面の少なくとも片面に、面方向に二次元的にサイン曲線近似のなだらかな起伏を持ち、その起伏の中心線深さが0.1〜1.5μmであり、起伏の波長が0.05〜5mmであり、動摩擦係数が0.5以下であることを特徴とする耐熱性合成樹脂フィルム。
請求項(抜粋):
耐熱性樹脂よりなる平均厚みが2〜8μmであり、平均粒径が5〜150nmの不活性な微粒子を0.005〜1.0重量%、平均凝集度が1〜100の範囲に分散されて含有するフィルムであって、その表面の少なくとも片面が光学的表面粗さ計の分解能で見た中心面平均粗さ(SRa)が0.1〜10nmであり、原子間力顕微鏡により測定した最大突起高さ(Zmax)が5〜100nmであり、かつフィルムの表面の少なくとも片面に、面方向に二次元的にサイン曲線近似のなだらかな起伏を持ち、その起伏の中心線深さが0.1〜1.5μmであり、起伏の波長が0.05〜5mmであり、動摩擦係数が0.5以下であることを特徴とする耐熱性合成樹脂フィルム。
IPC (2件):
FI (2件):
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開平2-001741
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特開平2-133434
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高弾性・耐熱性長尺フィルム
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-004476
出願人:旭化成工業株式会社
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