特許
J-GLOBAL ID:200903030311002076

流量制御弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-307561
公開番号(公開出願番号):特開平11-072176
出願日: 1997年11月10日
公開日(公表日): 1999年03月16日
要約:
【要約】【課題】 閉弁状態から開弁状態に移行する際の絞り状態を簡易な構成で実現でき、下流側圧力が低くなっても絞り状態を維持可能な流量制御弁の提供。【解決手段】 流量制御弁10は、通常ブレーキ時は第2バネ27により必要なリフト量を保ち、弁を全開状態にしておき、電磁力によってボール状弁体30がシート面22aに密着していた遮断状態において、電磁力が消失すると、第1バネ26のバネ力などによって弁体30は上昇する。このとき、ブレーキ液は弁体30とシート面21aとの間を狭まり方向(弁が閉じる方向)に流れ且つリフト量が小さいため、大きな自閉力が弁体30に作用する。この自閉力は第2バネ27のバネ力よりも打ち勝つように設計されているため、弁体30はシート面21aを閉じようとする。しかし、シャフト31の凸部33がストッパ28と係合した状態では、第1バネ26の弾性力によってシャフト31がそれ以上下降するのを阻止するように設計されている。
請求項(抜粋):
流体が上流側通路から弁室を経て下流側通路に至るように形成された流路と、該弁室内にて前記下流側通路の開口部を開放又は閉鎖する弁体と、閉弁状態から開弁状態に移行する際、前記上流側通路から流出した流体が前記弁体と前記開口部との隙間を通過することによって前記弁体には前記開口部を閉鎖する方向の力(以下「自閉力」という)が作用するが、弾性力によって前記弁体と前記開口部との間隙が微小の第1リフト量となるように前記弁体を維持する弁体維持機構とを備えたことを特徴とする流量制御弁。
IPC (2件):
F16K 31/06 340 ,  B60T 8/00
FI (2件):
F16K 31/06 340 ,  B60T 8/00 Z
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭59-133883
  • 特開昭63-076971
  • 特開昭62-224785

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