特許
J-GLOBAL ID:200903030314559950
磁気式回転角度センサ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
菊谷 公男 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-231310
公開番号(公開出願番号):特開平10-062112
出願日: 1996年08月13日
公開日(公表日): 1998年03月06日
要約:
【要約】【課題】 広い回転角度範囲において、回転角度と磁束密度の測定値との直線性を良好に保ち、回転角度の計測精度を向上させる。【解決手段】 回転軸1と同心のスリーブ2が固定側に固定されている。スリーブ2は回転軸1が内側を貫通するとともに、外周側に磁束密度を測定するホール素子3が取り付けられている。スリーブ2の周囲には磁石4と強磁性体のヨーク5および6からなる磁気回路7が形成されていて、磁気回路7は回転軸1に固定され、回転軸1と一体に回転する。ホール素子3はこのときの磁束密度の変化を測定し出力する。ヨークにより、磁気回路内の空間の磁束密度が急激に減少することがないため、ホール素子により測定される磁束密度と回転角度の直線性が良好に保たれる。
請求項(抜粋):
回転軸の周囲に磁気検出素子と磁気回路を配置し、磁気検出素子により検出される磁束密度の変化から磁気検出素子と磁気回路の相対的な回転角度を非接触で計測する磁気式回転角度センサにおいて、前記磁気回路は、前記回転軸に対する垂直平面において、柱形状で長手方向に磁極を有し長手方向の中点が前記回転軸の回転中心から最短距離となるよう該回転中心から所定距離にオフセットさせた磁石と、該磁石の両端から延び、前記回転軸を挟んで対向する強磁性体のヨークとから形成され、前記磁気検出素子が、前記磁気回路で囲まれた空間内に配置されていることを特徴とする磁気式回転角度センサ。
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