特許
J-GLOBAL ID:200903030316020641

超音波検査方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-304917
公開番号(公開出願番号):特開2001-124741
出願日: 1999年10月27日
公開日(公表日): 2001年05月11日
要約:
【要約】【課題】 安価な装置で効率よく被検体の健全性評価を行うことができ、しかも超音波プローブと被検体との衝突を防止可能な超音波検査方法を提供する。【解決手段】 中央部に透孔4が開設された音響レンズ3と、当該音響レンズ3の平面部3aに設定された平面形状が円形の振動子2とを備えた超音波プローブ1Aを用いる。音響レンズ3の焦点Pを被検体100の表面よりやや下方に位置付けた状態で振動子2を起動し、超音波プローブ1Aから音響レンズ3によって集束された集束ビーム11と音響レンズ3によって集束されない垂直波12とを送信する。被検体100に集束ビーム11を入射することによって発生する漏洩波のエコーを振動子2にて受信し、そのエコーレベルから、被検体表層部の欠陥探傷を行う。また。被検体100に垂直波12を入射することによって得られる垂直表面エコーを振動子2にて受信し、送信波との受信時間差から、超音波プローブ1Aと被検体100との間隔を計測する。
請求項(抜粋):
振動子と音響レンズとを備えた超音波プローブであって、前記音響レンズが、被検体への垂直入射波及び斜角入射波の伝搬経路並びに前記被検体からの垂直表面反射波及び漏洩波又は斜角反射波の伝搬経路を有し、かつ前記垂直表面入射波及び垂直反射波の伝搬経路における超音波の伝搬速度が前記斜角入射波及び漏洩波又は斜角反射波の伝搬経路における超音波の伝搬速度よりも遅くなるように形成された超音波プローブを用い、前記漏洩波の受信信号又は前記斜角反射波の受信信号を基に前記被検体の健全性を評価すると共に、前記垂直表面反射波の受信信号を基に前記超音波プローブと前記被検体との間隔を計測することを特徴とする超音波検査方法。
IPC (2件):
G01N 29/04 501 ,  G01N 29/18
FI (2件):
G01N 29/04 501 ,  G01N 29/18
Fターム (11件):
2G047BB01 ,  2G047BB02 ,  2G047BC02 ,  2G047BC07 ,  2G047BC09 ,  2G047BC18 ,  2G047CB03 ,  2G047EA11 ,  2G047EA19 ,  2G047GB25 ,  2G047GG30

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