特許
J-GLOBAL ID:200903030316368079
インクジェットプリンタヘッドの製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
柏木 明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-288344
公開番号(公開出願番号):特開平9-123466
出願日: 1995年11月07日
公開日(公表日): 1997年05月13日
要約:
【要約】【課題】 少なくとも一方が圧電部材からなる部材を接着剤で接着してインクジェットプリンタヘッドの基板を製造する場合、接着剤の中に気泡が残留しないようにする。【解決手段】 予熱して粘度を低くした接着剤を、積層させて接着する部材の接着面に塗布することにより、塗布した接着剤の厚みを薄くして接着剤中に残留する気泡を少なくする。接着剤を挾んで部材を接合させた後、その部材を接合方向へ加圧するとともに接着剤の粘度が最も低くなる温度へ昇温し、接着剤の厚みをより一層薄くして接着剤中に気泡が残留しないようにする。
請求項(抜粋):
少なくとも一方が板厚方向に分極させた圧電部材を積層させて接着した基板と、この基板に交互に形成した少なくとも一部が前記圧電部材からなる多数の側壁と溝と、前記側壁に設けた電極と、前記溝の上部を覆う天板と前記溝の正面部を覆うノズル板とを前記基板に取付けて形成した多数の圧力室とを有するインクジェットプリンタヘッドの製造方法において、積層させて接着する前記部材と接着剤とを予熱し、前記部材の接着面に前記接着剤を塗布し、前記部材を真空雰囲気中に入れて接合し、接合した前記部材を大気圧中に戻して接合方向に加圧し、この加圧状態で前記接着剤の粘度が最も低くなる温度に昇温し、この昇温状態で所定時間放置した後に前記接着剤の硬化温度まで昇温することを特徴とするインクジェットプリンタヘッドの製造方法。
IPC (3件):
B41J 2/16
, B41J 2/045
, B41J 2/055
FI (2件):
B41J 3/04 103 H
, B41J 3/04 103 A
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