特許
J-GLOBAL ID:200903030318073467

誘電体磁器組成物の製造方法および製造された誘電体磁器組成物を用いたセラミックコンデンサ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-289389
公開番号(公開出願番号):特開2007-099541
出願日: 2005年09月30日
公開日(公表日): 2007年04月19日
要約:
【課題】 チタン酸バリウム粉体に添加物をむら無く被覆することにより、誘電体層での成分の局在を防止することのできる誘電体磁器組成物を得る。【解決手段】 ポリアクリル酸アンモニウム塩を溶解した水にチタン酸バリウム粉末を投入し、これを撹拌することによりチタン酸バリウムスラリーを調製し、別の容器の水にクエン酸またはクエン酸アンモニウム、エチレングリコール、各種酢酸化金属を溶解させ、pH8.0から9.5に調整した水溶液を得、この水溶液にチタン酸バリウムスラリーとシリカゾルを投入してチタン酸バリウム懸濁液を得る。さらに、懸濁液を加熱濃縮することにより、クエン酸と金属イオンとを化学結合させるとともに、クエン酸とエチレングリコールを脱水縮合させる。濃縮終了後の固化物を焼成し、金属イオンの酸化物を得、金属酸化物微粒子を被覆で被覆したチタン酸バリウム粉末を誘電体磁器粉末として得る。【選択図】 無し
請求項(抜粋):
ポリアクリル酸アンモニウム塩を溶解した水にチタン酸バリウム粉末を投入し、これを撹拌することによりチタン酸バリウムスラリーを調製する工程と、 水にクエン酸またはクエン酸アンモニウム、エチレングリコール、酢酸イットリウム、酢酸マンガン、酢酸マグネシウム、酢酸カルシウム及び酢酸バリウムを溶解させ、pHを8.0から9.5の範囲に調整した水溶液を得る工程と、 前記水溶液にチタン酸バリウムスラリーとシリカゾルを投入してチタン酸バリウム懸濁液を得る工程と、 前記懸濁液を加熱濃縮することにより、クエン酸と金属イオンとを化学結合させるとともに、クエン酸とエチレングリコールを脱水縮合させる工程と、 濃縮終了後の固化物を空気中もしくは酸化性雰囲気中で550°C以上1000°C未満の温度で焼成し、上記金属イオンの酸化物を得る工程により、 金属酸化物微粒子を被覆で被覆したチタン酸バリウム粉末を誘電体磁器粉末として得ることを特徴とする誘電体磁器組成物の製造方法。
IPC (2件):
C04B 35/46 ,  H01G 4/12
FI (2件):
C04B35/46 D ,  H01G4/12 415
Fターム (15件):
4G031AA03 ,  4G031AA04 ,  4G031AA06 ,  4G031AA08 ,  4G031AA11 ,  4G031AA19 ,  4G031AA30 ,  4G031BA09 ,  4G031CA08 ,  4G031GA01 ,  4G031GA11 ,  5E001AE02 ,  5E001AE03 ,  5E001AE04 ,  5E001AE05
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特公昭61-14611号公報

前のページに戻る