特許
J-GLOBAL ID:200903030318455114

画像圧縮符号化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-314826
公開番号(公開出願番号):特開平6-165152
出願日: 1992年11月25日
公開日(公表日): 1994年06月10日
要約:
【要約】【目的】 本発明はディジタル化した画像データを圧縮符号化して記録する際に圧縮符号化後の符号量が所定の符号量以下になるように制御して記録するVTR等の符号量制御に関するもので、符号量制御を精度よく行うことを目標とする。【構成】 第二の量子化器9とブロック符号量算出回路10によりプリスキャンを行うことにより、初期スケールファクタ算出回路11で初期スケールファクタを算出するとともに、符号化出力の順に分割したグループ単位で初期スケールファクタで量子化した時の符号量の予測を行い、ハフマン符号化器6で実際に符号化した符号量との誤差でスケールファクタのフィードバック制御を行う。
請求項(抜粋):
入力画像データを、1ブロックp×p画素の複数ブロックに分割し、この分割した各ブロックに直交変換と可変長符号化とを組み合わせた符号化によって所定の符号量に圧縮する装置であって、前記入力画像データをブロック毎に直交変換する直交変換器と、前記直交変換器の出力データを遅延させるメモリと、前記メモリの出力データを量子化する第一の量子化器と、前記第一の量子化器の出力を可変長符号化する符号化器と、前記符号化器の出力データを書き込んだ後に一定のレートで出力するバッファメモリと、前記符号化器の出力データの符号量を積算する符号量積算器と、前記直交変換器の出力データをあらかじめ決められたルールに従って前記符号化器の出力順に対応するK個のグループの分類とM通りの量子化係数の一つを割り当て前記量子化係数で量子化する第二の量子化器と、前記第二の量子化器の出力を可変長符号化した時のブロック当りの符号量を算出する符号量算出器と、前記符号量算出器から出力されるブロック符号量より一画面を前記M通りの量子化係数で量子化した場合のM通りの符号量を予測し、一画面を所定の符号量とするための量子化係数(初期量子化係数)を決定する初期量子化係数検出器と、前記M通りの量子化係数と符号量の関係から各グループ毎に前記初期量子化係数で量子化した場合の目標符号量を予測するグループ符号量算出器と、前記符号化器から各グループのデータが出力される毎に前記符号量積算器により積算された実際の符号量と前記目標符号量との予測誤差で前記初期量子化係数を補正することにより前記第一の量子化器の量子化係数を決定する符号量制御器を備えることを特徴とする画像圧縮符号化装置。
IPC (6件):
H04N 7/133 ,  G06F 15/66 330 ,  H03M 7/30 ,  H04N 1/41 ,  H04N 1/415 ,  H04N 5/92

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