特許
J-GLOBAL ID:200903030322757176

リフレクターの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-122119
公開番号(公開出願番号):特開平5-315829
出願日: 1992年05月14日
公開日(公表日): 1993年11月26日
要約:
【要約】【目的】 反射材としてのアルミ箔とその表面保護層との間に脹れを発生させず、各層の接着性がよいリフレクターの製造方法を得る。【構成】 コアモールド18へ反射材となるアルミ箔12を配設し、その上にバックアップ材10を投入する。次に、コアモールド18とキャビティモールド19を、油圧シリンダー40、42で型締め状態とする。ここで、キャビティS内が密閉状態となった時、キャビティS内を真空状態とし、加熱加圧してアルミ箔12とバックアップ材10を一体に成形する。次に、型を開かずに、加圧状態を解除もしくは減圧し、インジェクター22から熱硬化性樹脂を注入する。ここで、熱硬化性樹脂の注入前、注入中、あるいは注入後に、キャビティS内を真空状態とし、再度加熱加圧してアルミ箔12の表面に熱硬化性樹脂で保護層を成形する。これにより、キャビティS内へ混入している空気が排除されているので、アルミ箔12と熱硬化性樹脂との接着性が向上し、また脹れが生じない。
請求項(抜粋):
リフレクターの反射面を成形するコアモールドへ反射材となる金属箔を配設しその上面へ前記リフレクターのバックアップ材となる繊維強化熱硬化性樹脂を投入する第1工程と、前記コアモールドと前記リフレクターのバックアップ面を成形するキャビティモールドとを型締め状態とする第2工程と、前記コアモールドと前記キャビティモールドとで形成されるキャビティ内を真空状態とした後、加熱加圧して前記金属箔と前記繊維強化熱硬化性樹脂を一体成形する第3工程と、前記コアモールドと前記キャビティモールドとの加圧状態を解除もしくは減圧して、前記コアモールドの表面と前記金属箔との間に表面保護層となる熱硬化性樹脂を注入する第4工程と、前記熱硬化性樹脂の注入前、注入中、あるいは注入後に前記コアモールドと前記キャビティモールドとで形成されるキャビティ内を真空状態とする第5工程と、再度加熱加圧して前記金属箔の表面に表面保護層を一体成形する第6工程と、を有することを特徴とするリフレクターの製造方法。
IPC (5件):
H01Q 15/14 ,  B29C 43/14 ,  B29C 43/18 ,  B29C 69/02 ,  B29D 31/00

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