特許
J-GLOBAL ID:200903030324640918

レーザビーム吸収器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 毅巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-040861
公開番号(公開出願番号):特開平6-252484
出願日: 1993年03月02日
公開日(公表日): 1994年09月09日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 レーザ発振器から出射されたレーザビームを減衰し吸収するレーザビーム吸収器に関し、大型化および耐久性の劣化を招くことなく、高出力レーザビームに対する吸収効率を向上させる。【構成】 内吸収体2の仮想円錐体の頂点は外筒吸収体1の上面部分より外側に位置するので、レーザビーム吸収器に入射したレーザビームは、内吸収体2の仮想円錐の頂点に投射されることなく、内吸収体2の外周曲面に当たる。したがって、高パワー密度のレーザビームによって円錐先端が損傷して耐久性が劣化することを防止することができる。レーザビーム100は内吸収体2の外周曲面(レーザビーム吸収面)に大きな入射角で入射するので、その入射角度によってエネルギー密度を1/2〜1/4に下げることができる。
請求項(抜粋):
レーザ発振器から出射されたレーザビームを減衰し吸収するレーザビーム吸収器において、円錐状曲面を用いて形成され前記円錐状曲面に入射したレーザビームを吸収する内吸収体と、前記内吸収体の外側に設けられ内周面が円錐状に形成され前記内吸収体に吸収されずに反射したレーザビームを前記内周面によって吸収する外筒吸収体と、を有し、前記内吸収体の仮想円錐の頂点が前記外筒吸収体の上部内径より外側に位置すると共に、前記内吸収体の円錐状曲面と前記外筒吸収体の内周面がくさび状の角度を形成するように構成したことを特徴とするレーザビーム吸収器。

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