特許

J-GLOBAL ID：200903030325530709

転動疲労特性に優れた軸受鋼

発明者： 安永 恵一 ,  松島 義武
出願人/特許権者： 株式会社神戸製鋼所
代理人 (1件)： 植木 久一
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-323357
公開番号（公開出願番号）：特開平9-165643
出願日： 1995年12月12日
公開日（公表日）： 1997年06月24日
要約：

【要約】【課題】 転動疲労寿命に及ぼす巨大炭化物量の影響を定量的に明らかにし、優れた転動疲労特性を確実に発揮し得る様な軸受鋼を提供すること。【解決手段】 C,Mn,Al,O等の含有量の特定された鋼材を線状または棒状圧延してなり、該圧延材における軸心を通る縦断面の中心線において、該縦断面の軸心を含み該軸心線から片側に夫々1/8・D(Dは該縦断面の幅を表わす)以内の中心領域に現われる厚さ2μm以上の炭化物の総断面積が、前記縦断面積に対して0.3%以下である転動疲労特性に優れた軸受鋼。

請求項（抜粋）：

C :0.6〜1.2%(以下、特記しない限り質量%を意味する)Mn:0.2〜1.5%Si:2.0%以下(0%を含む)Al:0.005〜0.06%P :0.03%以下(0%を含む)S :0.03%以下(0%を含む)Ti:0.005%以下(0%を含む)O :0.0020%以下(0%を含む)残部:Feおよび不可避的不純物の要件を満足すると共に、線状または棒状圧延材における軸心を通る縦断面の中心線において、該縦断面の軸心を含み該軸心線から片側に夫々1/8・D(Dは該縦断面の幅を表わす)以内の中心領域に現われる厚さ2μm以上の炭化物の総断面積が、前記縦断面積に対して0.3%以下であることを特徴とする転動疲労特性に優れた軸受鋼。

IPC (3件)：

C22C 38/00 301 ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/60

FI (3件)：

C22C 38/00 301 A ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/60

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 特開平3-285041
  
• 特開平1-129952
  
• 特開平2-125841