特許
J-GLOBAL ID:200903030333446610

米粒の連続殺菌方法及び連続殺菌装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小島 隆司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-232605
公開番号(公開出願番号):特開平10-056987
出願日: 1996年08月14日
公開日(公表日): 1998年03月03日
要約:
【要約】【課題】 米粒の表面に存在する菌類を良好に殺菌処理することができ、後の炊飯工程で風味や旨味を劣化させることなく炊飯を行うことができ、更にこれを密封包装することにより、長期保存が可能な高品質の無菌化米飯パックを製造することが可能な米粒の殺菌方法を得る。【解決手段】 上記多数の小孔が形成されたコンベアベルト4の表面に所定間隔ずつ離間して複数の仕切壁5を設けて該コンベアベルト4表面を複数の処理部6に区画すると共に、このコンベアベルト4の上側に該コンベアベルト4の上方を部分的に遮蔽する遮蔽板7を配設し、上記各処理部6内に所定量の米粒aを収容して、この各処理部6を上記遮蔽板7の下を通過させることにより、該遮蔽板7で順次各処理部6を一時的に閉塞し、この状態で各処理部6内にコンベアベルト4の下側に設けられた水蒸気噴射手段8から上記小孔を通して水蒸気を導入し、各処理部6内に収容された所定量単位毎に米粒aを加熱殺菌することを特徴とする米粒の連続殺菌方法を提供する。
請求項(抜粋):
多数の小孔が形成されたコンベアベルト上に米粒を載置し、加圧環境下で、上記コンベアベルトの下側に設けられた水蒸気噴射手段から上記小孔を通して上記コンベアベルト上の米粒に100°Cを超える水蒸気を吹き付けることにより、米粒をコンベアベルトで搬送しながら加熱殺菌する米粒の連続殺菌方法において、上記コンベアベルトの表面に所定間隔ずつ離間して複数の仕切壁を設けて該コンベアベルト表面を複数の処理部に区画すると共に、このコンベアベルトの上側に該コンベアベルトの上方を部分的に遮蔽する遮蔽板を配設し、上記各処理部内に所定量の米粒を収容して、この各処理部を上記遮蔽板の下を通過させることにより、該遮蔽板で順次各処理部を一時的に閉塞し、この状態で各処理部内に上記水蒸気噴射手段から水蒸気を導入して各処理部内に収容された所定量単位毎に米粒を加熱殺菌することを特徴とする米粒の連続殺菌方法。

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