特許
J-GLOBAL ID:200903030334827676

クランクシャフト

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外9名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-082383
公開番号(公開出願番号):特開2001-271825
出願日: 2000年03月23日
公開日(公表日): 2001年10月05日
要約:
【要約】【課題】油穴構造をジャーナル部及びピン部を連通するように形成して潤滑性をさらに向上させて高回転・高出力エンジンに好適な高回転・高出力クランクシャフトを提供する。【解決手段】上記ジャーナル部及びピン部の潤滑油用貫通穴7、8は、ほぼ垂直に、ジャーナル部2及びピン部3を貫通するように形成する。これによって、図2に示すようにクランクアーム部4からの斜行穴6は、上記貫通穴7、8とジャーナル部2及びピン部3のほぼ軸芯で連通するように形成する。この貫通穴7、8及び斜行穴6は、ほぼ直径5mmを有する。つぎに、同時に高周波焼入れ装置を用いて、ジャーナル部2とピン部3とを高周波焼入れして硬化層を形成する。この場合、図3に示すように貫通穴8の付近では、焼入れ部が深く形成されるように高周波焼入れ動作を強める。たとえば、この開口部10付近では、供給電力量を増大させ、入熱量を多くする。
請求項(抜粋):
ジャーナル部とピン部をつなぎ、前記ジャーナル部及びピン部の外周に潤滑油を供給する油穴の開口部を有するクランクシャフトにおいて、炭素を0.32-0.56重量%含有する機械構造用炭素鋼よりなり、前記ピン部外周及びピン部のフィレットR部の焼入れ硬化層深さが1.5mm以上に形成され、前記ピン部の油穴開口部の焼入れ硬化層深さが、油穴開口部の径に対して1.5倍以上に形成されたことを特徴とするクランクシャフト。
IPC (3件):
F16C 3/14 ,  C21D 9/30 ,  C22C 38/00 301
FI (3件):
F16C 3/14 ,  C21D 9/30 A ,  C22C 38/00 301 Z
Fターム (11件):
3J033AA02 ,  3J033AC01 ,  3J033BA12 ,  3J033BB02 ,  3J033BB03 ,  3J033BB10 ,  4K042AA16 ,  4K042BA01 ,  4K042CA01 ,  4K042DA01 ,  4K042DB01

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