特許
J-GLOBAL ID:200903030335688491
溶融めつき線の製造方法
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-287152
公開番号(公開出願番号):特開平5-005170
出願日: 1991年10月07日
公開日(公表日): 1993年01月14日
要約:
【要約】【目的】 被めっき線の伸線加工工程から溶融めっき前処理工程を被めっき線表面に特に鉄分の付着することのない構成とし、表面清浄な被めっき線に溶融めっきを施し、線肌露出のない高品位溶融めっき線を製造する。【構成】 被めっき母線Aを伸線加工経路表面を鉄錆の発生しない耐磨耗性材料から構成した伸線機10を用い水溶性潤滑剤中にて伸線加工する。得られた被めっき線1を表面に鉄錆の発生しない材料からなる巻枠2に巻取り貯留する。貯留された被めっき線1を還元性ガス雰囲気加熱炉7内に導入し、被めっき線1表面の水溶性潤滑剤及びその他の付着している有機不純物を分解し、更に線表面の酸化層を還元して除去すると同時に焼鈍及び予熱する。予熱された被めっき線1を直接溶融金属めっき浴8に導入して溶融めっきを施す。
請求項(抜粋):
伸線材の接触通過する伸線加工経路表面を鉄錆の発生しない耐磨耗性材料から構成した伸線機10を用い水溶性潤滑剤中にて被めっき母線Aに伸線加工を施す伸線加工工程;と、伸線加工された被めっき線1を少なくとも該被めっき線1と接触する表面が鉄錆の発生しない材料からなる巻枠2に巻取り貯留する巻取り貯留工程;と、前記巻枠2に巻取り貯留された被めっき線1を還元性ガス雰囲気の加熱炉7内を走行させ、前記伸線加工工程で被めっき線1の表面に付着した水溶性潤滑剤及びその他の付着している有機不純物を分解せしめると共に被めっき線1の表面の酸化層を除去し、同時に被めっき線1の焼鈍と溶融めっき金属との反応を促進するための被めっき線1の予備加熱とを行う還元性ガス加熱工程からなるめっき前処理工程;と、この還元性ガス加熱工程と直結して被めっき線1に溶融金属めっきを施す溶融めっき工程;とを備えたことを特徴とする溶融めっき線の製造方法。
IPC (6件):
C23C 2/02
, B21C 9/00
, B21F 19/00
, C21D 1/74
, C22F 1/08
, C23C 2/38
引用特許:
前のページに戻る