特許
J-GLOBAL ID:200903030338426161

時計用脱進機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-149718
公開番号(公開出願番号):特開2004-053592
出願日: 2003年05月27日
公開日(公表日): 2004年02月19日
要約:
【課題】高性能の脱進機構を提供すること。【解決手段】本脱進機構1は、歯車列とバネ付きてん輪が取り付けられたローラ2の間に配置される。てん輪は自由振動の円弧形を描き、推進力を維持する振動を受ける。本脱進機構は互いに噛み合う第1の歯付きホイール3と第2の歯付きホイール4を含み、これらのホイールの一方が歯車列と揺動部材5によって駆動される。揺動部材は、第1のホイール3と第2のホイール4によって交互に発生する推進力を受ける第1、第2の接触手段41,42とローラ2が協動して、推進力をローラ2に伝達して回転駆動させ、てん輪の振動を維持する推進手段11、12と、ローラ2に伝達した後で第1のホイール3と第2のホイール4を交互にブロックする第1のブロック手段43と第2のブロック手段44とを有する。第1と第2の接触手段と第1と第2のブロック手段は、揺動部材の周面で互いに離れた領域内に配置される。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
歯車列と、時計のバネ付きてん輪が取り付けられたローラ(2)との間に配置された脱進機構(1)において、てん輪は自由振動の円弧形を描き、推進力を維持する振動を受けることができ、この脱進機構は互いに噛み合う第1の歯付きホイール(3)および第2の歯付きホイール(4)を含み、これらのホイールの一方が歯車列および揺動部材(5)によって駆動される脱進機構であって、 第1および第2のホイールによって交互に発生する推進力を受けることができる第1の接触手段(41)および第2の接触手段(42)と、 ローラ(2)と協動して、前記推進力を前記ローラに伝達して、それを回転駆動させ、てん輪の振動を維持させる推進手段(11、12)と、 それぞれの推進力を前記推進手段によって前記ローラに伝達した後に、前記第1および第2のホイールを交互にブロックする第1のブロック手段(43)および第2のブロック手段(44)とを備え、 前記第1および第2の接触手段と前記第1および第2のブロック手段は、揺動部材の周面で互いに離れた領域内に配置される脱進機構(1)。
IPC (1件):
G04B15/14
FI (1件):
G04B15/14 A

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