特許
J-GLOBAL ID:200903030348508190

靱性に優れた厚鋼板の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 道雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-340731
公開番号(公開出願番号):特開平9-176730
出願日: 1995年12月27日
公開日(公表日): 1997年07月08日
要約:
【要約】【課題】直送圧延を行っても高靱性の厚鋼板を製造する方法を提供する。【解決手段】 (1)重量%で、C:0.01〜0.25%、Mn:0.3〜3%、O:0.001〜0.007%、Ti:0.003〜0.03%、Al:0.02%以下、他の任意元素とFeからなる、下記?@?A?Bの酸化物(A粒子)を10個/mm2 以上もつ鋳片を、900°C以上で直送圧延し、2〜90°C/秒で500°C以下まで冷却する厚板製造法。 (2)下記?@?C?Dの酸化物(B粒子)を10個/mm2 以上もつ上記(1)の組成の鋳片に、上記(1)の方法を施す厚板製造法。 (3)上記のA粒子または/およびB粒子を10個/mm2以上もつ上記(1)の組成の鋳片に、上記(1)の方法を施す厚板製造法。:?@酸化物中の全金属元素に占める各金属元素をat%表示するとき、Ti+Mn+Al>70at%、 ?ATi+Mn+Al=100at%とするとき(以下同じ)、Al+Mn≧40at%、 ?B1≦{Al/Mn}≦5、 ?CTi+Mn≧80at%、 ?D50at%≧Mn≧7at%
請求項(抜粋):
重量%にて、C:0.01〜0.25%、Si:0.6%以下、Mn:0.3〜3%、O(酸素):0.001〜0.007%、Ti:0.003〜0.03%、Al:0.02%以下、B:0.003%以下、P:0.03%以下、S:0.01%以下、N:0.01%以下、Cu:2%以下、Ni:3%以下、Cr:1.5%以下、Mo:1.5%以下、Nb:0.25%以下、V:0.5%以下、Zr:0.02%以下、Ca:0.004%以下、Mg:0.004%以下、Hf:0.02%以下、Y:0.02%以下およびRE(希土類元素):0.02%以下を含み、残部はFeと不可避的不純物からなり、かつ凝固後の鋳片中に下記する条件?@、?Aおよび?Bを満足する酸化物粒子が平均10個/mm2 以上分散した鋳片にたいして、900°C以上で直送圧延を終了し、2〜90°C/秒の冷却速度で500°C以下まで冷却することを特徴とする靱性に優れた厚鋼板の製造法。?@酸化物を構成する金属元素のなかに占める各金属元素の割合を原子%(at%)で表示し、Ti(at%)+Mn(at%)+Al(at%)+[他の金属元素](at%)=100at%とするとき、Ti(at%)+Mn(at%)+Al(at%)>70at%?A酸化物を構成する金属元素のなかのTi、MnおよびAlについて、Ti(at%)+Mn(at%)+Al(at%)=100at%とするとき、Al(at%)+Mn(at%)≧40at%?B酸化物を構成する金属元素のなかのTi、MnおよびAlについて、Ti(at%)+Mn(at%)+Al(at%)=100at%とするとき、1≦{Al(at%)/Mn(at%)}≦5
IPC (4件):
C21D 8/02 ,  B21B 3/00 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/58
FI (4件):
C21D 8/02 B ,  B21B 3/00 B ,  C22C 38/00 301 A ,  C22C 38/58

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