特許

J-GLOBAL ID：200903030352573053

黒鉛系水素吸蔵材料及びその製造方法

発明者： 白髭 稔 ,  米田 耕士 ,  片村 淳二 ,  川合 幹夫 ,  秦野 正治 ,  伊藤 仁
出願人/特許権者： 日立粉末冶金株式会社 ,  日産自動車株式会社
代理人 (1件)： 山本 秀樹
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2004-197637
公開番号（公開出願番号）：特開2006-015291
出願日： 2004年07月05日
公開日（公表日）： 2006年01月19日
要約：

【課題】 黒鉛の層間を利用し、常温において活性炭等の多孔質材料よりも高い水素吸蔵量を有し、作製も容易な黒鉛系水素吸蔵材料及びその製造方法を提供する。【解決手段】発明の黒鉛系水素吸蔵材料は、黒鉛の層間に酸素を共有結合した酸化黒鉛であって、前記層間内の酸素を一部または全て取り出すことで、層間内に形成された水素侵入用の空間を有していることを特徴としている。また、この製造方法は、黒鉛の層間に共有結合した酸素を有し、かつ粉末X線回折法による回折角度(2θ)が13.5〜16.0°および26.0〜26.6°にピークを持つ酸化黒鉛を用いて、前記酸化黒鉛を還元処理することにより層間内の酸素を一部または全て取り出して、層間内に水素侵入用の空間を形成し、かつ粉末X線回折法による回折角度(2θ)が13.5〜16.0°のピークを消失し、2θ=19.5〜20.5°又は21.0〜23.0に新たなピークを発現している。【選択図】 なし

請求項（抜粋）：

黒鉛の層間に酸素を共有結合した酸化黒鉛であって、前記層間内の酸素を一部または全て取り出すことで、層間内に形成された水素侵入用の空間を有していることを特徴とする黒鉛系水素吸蔵材料。

IPC (2件)：

B01J 20/20 ,  C01B 31/04

FI (3件)：

B01J20/20 B ,  B01J20/20 D ,  C01B31/04 101B

Fターム (30件)：

4G066AA02B ,  4G066AA04B ,  4G066BA25 ,  4G066BA26 ,  4G066BA31 ,  4G066CA38 ,  4G066DA01 ,  4G066EA20 ,  4G066FA17 ,  4G146AA02 ,  4G146AC07A ,  4G146AC07B ,  4G146AC11A ,  4G146AC11B ,  4G146AC22A ,  4G146AC22B ,  4G146AD32 ,  4G146BA02 ,  4G146BB12 ,  4G146BC02 ,  4G146BC23 ,  4G146BC27 ,  4G146BC32B ,  4G146BC33B ,  4G146BC38B ,  4G146BC43 ,  4G146BC44 ,  4G146BC45 ,  4G146BC46 ,  4G146CB11

引用特許：

出願人引用 (2件)

• 水素貯蔵用炭素材料
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2001-369892   出願人：日本電信電話株式会社
• 水素吸蔵用炭素材料、その製造方法およびそれを用いた水素貯蔵装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2002-027240   出願人：株式会社豊田中央研究所