特許
J-GLOBAL ID:200903030355700331

ブラシレス直流モータの駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-065802
公開番号(公開出願番号):特開平5-276786
出願日: 1992年03月24日
公開日(公表日): 1993年10月22日
要約:
【要約】【目的】 急激な加減速に対する応答性を良くし、しかも高効率運転を可能にする。【構成】 コンパレータ19U,V,Wが直流電源電圧の1/2の電圧と電機子巻線各相の誘起電圧を比較し、誘起電圧選択部21が、運転モード信号と上記コンパレータの出力とから運転モード毎に上記コンパレータの各相出力を選択する。そして、基本信号生成部22が、誘起電圧選択部21の出力信号に基づいて運転周波数の3倍の周波数の矩形波信号を生成し、ダイオードスパイク電圧加算部23が、基本波信号生成部22の出力信号に上記誘起電圧選択部21の出力信号に含まれているダイオードスパイク電圧を加算し、フィルタ8に入力する。マイクロコンピュータ10は、コンパレータ9を介してのフィルタ8の出力に基づいて、運転モードの変更タイミングを検出し、その検出結果に基づいて上記運転モード信号を生成する。
請求項(抜粋):
3相ブリッジに接続されたスイッチング手段(Tr1〜Tr6)と上記スイッチング手段(Tr1〜Tr6)に並列に接続されたダイオード(D1〜D6)を備えたインバータ(2)により直流電源電圧を制御して、ブラシレス直流モータ(3)の3相電機子巻線(4)への電流を通電遮断するようにしたブラシレス直流モータの駆動装置であって、上記インバータ(2)の直流電源電圧の1/2の電圧と上記電機子巻線各相の誘起電圧を比較するコンパレータ(19U,19V,19W)と、運転モード信号と上記コンパレータ(19U,19V,19W)の出力とから運転モード毎に上記コンパレータ(19U,19V,19W)の各相出力を選択する誘起電圧選択部(21)と、上記誘起電圧選択部(21)の出力信号に基づいて運転周波数の3倍の周波数の矩形波信号を生成する矩形波信号生成部(22)と、上記矩形波信号生成部(22)の出力信号に上記誘起電圧選択部(21)の出力信号に含まれているダイオードスパイク電圧を加算するダイオードスパイク電圧加算部(23)と、上記ダイオードスパイク電圧加算部(23)の出力信号が入力されるフィルタ(8)と、上記フィルタ(8)の出力に基づいて運転モードの変更タイミングを検出するタイミング検出手段(10)と、上記タイミング検出手段(10)の検出結果に基づいて上記運転モード信号を生成する運転モード信号生成手段(10)とを備えたことを特徴とするブラシレス直流モータの駆動装置。

前のページに戻る