特許
J-GLOBAL ID:200903030356705795

液体柔軟仕上剤組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 馨 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-260080
公開番号(公開出願番号):特開平8-120568
出願日: 1994年10月25日
公開日(公表日): 1996年05月14日
要約:
【要約】【目的】 Greasy 感を呈することなく、布に優れた柔軟性を付与することができる、洗濯槽におけるすすぎ浴中で使用する液体柔軟仕上剤組成物の提供。【構成】 グリセリンのアルキレンオキシド付加物、そのモノ、ジ及びトリ脂肪酸(C8-24)エステルの特定割合の混合物単独、あるいはこの混合物と化合物(X)又は化合物(XI)とを特定割合で含有する液体柔軟仕上剤組成物。【化1】【化2】〔式中、R2, R3はC7-23 のアルキル基等、R4, R5, R6はC1-4のアルキル基、E1,E2, E3はR7CO基又は H、但し、E1, E2,E3 のうち少なくとも1個はR7CO基、R7はC7-23 のアルキル基等、X-, Y-はハロゲンイオン等を示す。〕
請求項(抜粋):
下記柔軟基剤(1)又は柔軟基剤(2)、及び水を含有することを特徴とする液体柔軟仕上剤組成物。〔柔軟基剤(1)〕下記一般式(I)で表される化合物(以下、化合物(I)と言う)、下記一般式(II)で表される化合物(以下、化合物(II) と言う) 、下記一般式(III)で表される化合物(以下、化合物(III) と言う) 及び下記一般式(IV)で表される化合物(以下、化合物(IV) と言う) の混合物。(但し、化合物(I)、化合物(II)、化合物(III)及び化合物(IV) の混合比率は、重量比にて、〔化合物(I)〕/〔化合物(I)、(II) 、(III) 及び (IV) の合計重量〕=0.040 〜0.327〔化合物(II)〕/〔化合物(I)、(II) 、(III) 及び(IV)の合計重量〕=0.298 〜0.469〔化合物(III)〕/〔化合物(I)、(II) 、(III) 及び(IV)の合計重量〕=0.173 〜0.661〔化合物(IV)〕/〔化合物(I)、(II) 、(III) 及び(IV)の合計重量〕=0.001 〜0.077であり、且つ化合物(I)、(II) 、(III) 及び(IV)の混合物のGriffin のHLBは5〜12である。)【化1】〔式中、A<SP>1</SP>,A<SP>2</SP>,A<SP>3</SP>: RCO基又は H原子を示す。但し、A<SP>1</SP>基、A<SP>2</SP>基、A<SP>3</SP>基のうち1個はRCO 基であり、他の2個は H原子である。ここで、R 基は直鎖又は分岐鎖の炭素数7〜23のアルキル基又はアルケニル基を示す。Q :炭素数2〜3のアルキレン基を示し、炭素数2のアルキレン基と炭素数3のアルキレン基は混合していてもよい。a, b, c:0以上の数を示し、a+b+cは平均値として4〜18である。〕【化2】〔式中、B<SP>1</SP>, B<SP>2</SP>, B<SP>3</SP>: RCO基又は H原子を示す。但し、B<SP>1</SP>基、B<SP>2</SP>基、B<SP>3</SP>基のうち2個はRCO基であり、他の1個は H原子である。ここで、R基は前記の意味を示す。Q, a, b, c:前記の意味を示す。〕【化3】〔式中、D<SP>1</SP>, D<SP>2</SP>, D<SP>3</SP>: RCO基を示す。ここで、R基は前記の意味を示す。Q, a, b, c:前記の意味を示す。〕【化4】〔式中、Q, a, b, c:前記の意味を示す。〕〔柔軟基剤(2)〕下記(A)成分及び(B)成分の混合物。但し、混合割合は重量比にて〔(A)成分〕/〔(B)成分〕=2/1〜1/9である。<(A)成分>下記一般式(V)で表される化合物(以下、化合物(V)と言う)、下記一般式(VI)で表される化合物(以下、化合物(VI) と言う)、下記一般式(VII)で表される化合物(以下、化合物(VII)と言う) 及び下記一般式(VIII)で表される化合物(以下、化合物(VIII) と言う) の混合物。(但し、化合物(V)、化合物(VI)、化合物(VII)及び化合物(VIII)の混合比率は、重量比にて、〔化合物(V)〕/〔化合物(V)、(VI) 、(VII) 及び(VIII)の合計重量〕=0.040 〜0.527〔化合物(VI)〕/〔化合物(V)、(VI) 、(VII) 及び(VIII)の合計重量〕=0.133 〜0.469〔化合物(VII)〕/〔化合物(V)、(VI) 、(VII) 及び(VIII)の合計重量〕=0.013 〜0.661〔化合物(VIII)〕/〔化合物(V)、(VI) 、(VII) 及び(VIII)の合計重量〕=0.001 〜0.417であり、且つ化合物(V)、(VI) 、(VII) 及び(VIII)の混合物のGriffin のHLBが5〜15である混合物より、柔軟基剤(1)に該当する部分を除いた混合物)【化5】〔式中、A<SP>1</SP>,A<SP>2</SP>,A<SP>3</SP>, Q :前記の意味を示す。x, y, z:0以上の数を示し、x+y+zは平均値として1〜50である。〕【化6】〔式中、B<SP>1</SP>, B<SP>2</SP>, B<SP>3</SP>, Q, x, y, z:前記の意味を示す。〕【化7】〔式中、D<SP>1</SP>, D<SP>2</SP>, D<SP>3</SP>, Q, x, y, z:前記の意味を示す。〕【化8】〔式中、Q, x,y,z:前記の意味を示す。〕<(B)成分>下記(B-1)成分及び(B-2)成分からなる群より選ばれる少なくとも1種。<<(B-1)成分>>下記一般式(X)で表される化合物。【化9】〔式中、R<SP>2</SP>, R<SP>3</SP>:同一又は異なって、直鎖又は分岐鎖の炭素数7〜23のアルキル基又はアルケニル基を示す。R<SP>4</SP>, R<SP>5</SP>:炭素数1〜4のアルキル基を示す。X<SP>-</SP>:ハロゲンイオン又は R<SP>4</SP>SO<SB>4</SB><SP>- </SP>を示す。ここでR<SP>4</SP>は前記の意味を示す。〕<<(B-2)成分>>下記一般式(XI) で表される化合物。【化10】〔式中、E<SP>1</SP>, E<SP>2</SP>, E<SP>3</SP>:R<SP>7</SP>CO基又は H原子を示す。但し、E<SP>1</SP>基、E<SP>2</SP>基、E<SP>3</SP>基のうち少なくとも1個はR<SP>7</SP>CO基である。ここで、R<SP>7</SP>は直鎖又は分岐鎖の炭素数7〜23のアルキル基又はアルケニル基である。R<SP>6</SP>:炭素数1〜4のアルキル基を示す。Y<SP>-</SP>:ハロゲンイオン又は R<SP>6</SP>SO<SB>4</SB><SP>- </SP>を示す。ここでR<SP>6</SP>は前記の意味を示す。〕

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