特許
J-GLOBAL ID:200903030359598523

既設建築物の構造補強ブレース

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 磯野 道造
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-097427
公開番号(公開出願番号):特開平10-292636
出願日: 1997年04月15日
公開日(公表日): 1998年11月04日
要約:
【要約】【課題】 既設のラーメン式RC造若しくはラーメン式SRC造建築物の構造補強、特に耐震補強に有効であり、且つ施工性のよいブレースを提供することにより、施工の簡易化を図り、もって工期短縮・工費削減に寄与することを目的とする。【解決手段】既設の柱Cの柱頭及び柱脚に被せられた鋼板ジャケット10と、一の柱Cの柱頭の鋼板ジャケット10と当該一の柱Cに隣接する柱Cの柱脚の鋼板ジャケット10とを接合する鋼管パイプ20と、この鋼管パイプ20内空洞に充填されたモルタル又はコンクリート30と、を備える既設建築物の構造補強ブレースを構築する。鋼管パイプ20,20の交差部においてはガセット継手を形成し、その周囲に鋼板ボックス50が設けられてモルタル又はコンクリート53が充填される。更に鋼板ジャケット10と柱頭又は柱脚との間の空隙にはモルタル13が充填される。
請求項(抜粋):
既設の柱の柱頭及び柱脚に被せられた鋼板ジャケットと、一の柱の柱頭の鋼板ジャケットと当該一の柱に隣接する柱の柱脚の鋼板ジャケットとを接合する鋼管パイプと、この鋼管パイプ内空洞に充填されたモルタル又はコンクリートと、を備える構造補強ブレースであって、鋼板ジャケットは、柱頭又は柱脚の断面形状に沿って鋼板を折り曲げた金物であって、つばを有し、鋼管パイプは、モルタル又はコンクリートを注入する注入口を有する閉鎖管であり、鋼板ジャケットのつばと当接するプレートを両端に有する、ことを特徴とする既設建築物の構造補強ブレース。
IPC (4件):
E04G 23/02 ,  E04B 1/16 ,  E04B 1/30 ,  E04B 1/58
FI (4件):
E04G 23/02 D ,  E04B 1/16 F ,  E04B 1/30 D ,  E04B 1/58 E

前のページに戻る