特許
J-GLOBAL ID:200903030360473556

分岐予測調整方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩野 平 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-090163
公開番号(公開出願番号):特開平10-283183
出願日: 1998年04月02日
公開日(公表日): 1998年10月23日
要約:
【要約】【課題】 分岐命令に関係付けられた分岐予測を、コンピュータの中央処理装置に周期的に割り込んで保留中の分岐命令を観察する予測調整ルーチンを実行することによって動的に調整する分岐予測調整技術を提供すること。【解決手段】 ある分岐命令が保留中でない場合、この予測調整ルーチンは終了し、中断された命令ストリームの実行が再開される。分岐命令が保留中である場合、その分岐命令が評価され、その分岐命令に関係付けられた分岐予測と比較される。その予測が正しい場合、中断された命令ストリームの実行が再開される。予測が誤っている場合、その予測を評価してそれを変更すべきかどうかが判定される。さらに、かかる分岐予測の変更が必要かどうかの判定にその分岐命令の過去の分岐履歴が用いられることもある。
請求項(抜粋):
中央処理装置によって実行中のプログラムコードのセグメントに含まれる分岐命令に関連した分岐予測を調整する分岐予測調整方法であって、前記中央処理装置による前記分岐命令の実行の保留時に前記プログラムコードの実行に割り込み、前記分岐予測を更新する予測調整ルーチンを実行し、前記プログラムコードの実行を再開することを特徴とする分岐予測調整方法。

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