特許
J-GLOBAL ID:200903030365236056
作業車のエンジン冷却装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
北村 修一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-071854
公開番号(公開出願番号):特開2001-263063
出願日: 2000年03月15日
公開日(公表日): 2001年09月26日
要約:
【要約】【課題】 エンジンを始動した後に、ファン駆動用の伝動ベルトに対する張り具合が適正でない駆動状態でファンを駆動する状態が継続されるといった不都合を回避しながら、エンジンを始動させる毎にその都度、上記したような切換え動作を行う必要がない作業車のエンジン冷却装置を提供する。【解決手段】 電動モータ24にてテンション操作体16を移動させて間欠的に正転状態と逆転状態とにラジエータ用のファン9の駆動状態を切り換え操作するように構成され、エンジン5が作動を停止するときに正転状態であるか否かを記憶手段に記憶させ、エンジン始動時において、記憶手段にて正転状態であることが記憶されていれば、その正転状態をそのまま維持させ、且つ、正転状態でないことが記憶されていれば、テンション操作体6を逆転状態に切り換えた後に正転状態になるまで移動させるべく電動モータ24の作動を制御する。
請求項(抜粋):
除塵部を通して外気が吸入される正転状態と、逆向きに空気が流れる逆転状態とにラジエータ用のファンの駆動状態を切り換え操作自在なベルト伝動装置と、前記ベルト伝動装置に備えられたテンション操作体を正転操作側に移動させて伝動ベルトに緊張力を付与することにより前記正転状態に切り換え、且つ、前記テンション操作体を逆転操作側に移動させて前記伝動ベルトに緊張力を付与することにより前記逆転状態に切り換える駆動手段と、前記正転状態への切り換えにおいて、前記駆動手段による前記正転操作側への前記テンション操作体の移動操作が終了して前記伝動ベルトに対する張り具合が適正な状態になっている前記正転状態であるか否かを検出する正転状態検出手段と、前記逆転状態への切り換えにおいて、前記駆動手段による前記逆転操作側への前記テンション操作体の移動操作が終了して前記伝動ベルトに対する張り具合が適正な状態になっている前記逆転状態であるか否かを検出する逆転状態検出手段と、前記正転状態と前記逆転状態とに間欠的に切り換えられるように、前記正転状態検出手段及び前記逆転状態検出手段の検出情報に基づいて、前記駆動手段の作動を制御する制御手段とが設けられた作業車のエンジン冷却装置であって、前記制御手段は、エンジンが作動を停止するときに前記正転状態であるか否かを記憶手段に記憶させるように構成され、エンジン始動時において、前記記憶手段にて前記正転状態であることが記憶されていれば、その正転状態をそのまま維持させ、且つ、前記正転状態でないことが記憶されていれば、前記テンション操作体を前記逆転状態に切り換えた後に前記正転状態になるまで移動させるべく前記駆動手段の作動を制御するように構成されている作業車のエンジン冷却装置。
IPC (4件):
F01P 5/04
, A01D 41/12
, F01P 7/04
, F01P 11/12
FI (4件):
F01P 5/04 G
, A01D 41/12 E
, F01P 7/04 P
, F01P 11/12 G
Fターム (17件):
2B074AA01
, 2B074AB01
, 2B074AC02
, 2B074AD01
, 2B074BA06
, 2B074CD05
, 2B074CD10
, 2B074DA02
, 2B074DB04
, 2B074DC01
, 2B074DD03
, 2B074DF08
, 2B074EA13
, 2B074EB13
, 2B074EC01
, 2B074FA10
, 2B074GB01
引用特許:
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