特許
J-GLOBAL ID:200903030368263224
椅 子
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
矢野 敏雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-122165
公開番号(公開出願番号):特開平10-313969
出願日: 1998年05月01日
公開日(公表日): 1998年12月02日
要約:
【要約】【課題】 安価に製造可能な単純な部材を使用することができ、かつ背もたれの旋回が足載せの完全な進出後に初めて可能であるような椅子を提供する。【解決手段】 椅子に、2つのサイドフレーム部分2の間に配置された座部3と背もたれ4とを備えた椅子1において、座部3が、サイドフレーム部分2の間で座部長手方向において運動可能に支承されており、椅子1がさらに足載せ5を備えており、該足載せ5が2つの伸縮リンク機構6によって保持されかつ案内されており、背もたれ4が旋回具7を介して座部3と結合され、かつ座部3に対して、該座部の後端部領域に位置する軸8を中心にして旋回可能であり、足載せ5,座部3及び背もたれ4のための移動調節機構全体が、基本位置からの背もたれ4の旋回前にまず初めに足載せ5が完全に進出されるように、設計されている。
請求項(抜粋):
椅子であって、2つのサイドフレーム部分の間に座部長手方向において可動に支承された座部と、2つの伸縮リンク機構によって保持されかつ案内されている足載せと、2つの旋回具を介して座部と結合されていて座部の後端部領域に位置する軸を中心にして旋回可能な背もたれとを有しており、足載せの伸縮リンク機構と背もたれの旋回具とが、座部の運動によって操作可能である形式のものにおいて、座部(3)が、2つのリンクチェーン(11)を用いてサイドフレーム部分(2)に対して可動に配置されており、座部フレーム(9)が、リンクチェーン(11)のそれぞれ可動の連結体を形成していて、伸縮リンク機構(6)の接続領域に位置している各1つの前方の第1の接続板(12)と、旋回具(7)の接続領域に位置している各1つの後方の第2の接続板(14)とを介して、サイドフレーム側に位置固定に固定された連結部材(13)と結合されており、後方の接続板(14)が座部(3)側の端部の領域においてそれぞれ、座部フレーム(9)に枢着的に接続された、各旋回具(7)のレバー(15)に接続されており、リンクチェーン(11)の前方領域において各伸縮リンク機構(6)のリンクレバー(16)に、操作レバー(17)が係合しており、該操作レバー(17)が2腕状のレバーとしてサイドフレーム側に又は位置固定の連結部材(13)に回転可能に支承されており、かつその他方の端部に、各リンクチェーン(11)の上側前方の枢着点(20)が係合しており、伸縮リンク機構(6)が足載せ(5)の進出させられた時にはロックされていて、伸縮リンク機構(6)のロック時に初めて、旋回具(7)の操作レバー(15)がその基本位置から旋回可能であることを特徴とする椅子。
IPC (2件):
FI (2件):
引用特許:
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